ロサンゼルスの「スーパーブルーム」を見に行こう!

Antelope Valley California Poppy Reserve
Antelope Valley California Poppy Reserve | Photo: @southerntravelbug_, Instagram

「四月の雨は五月の花を咲かせる」と言われていますが、ロサンゼルスの花々は今、もう既に満開で、見頃となっています。何年もの間、干ばつが続いた乾燥地帯で大量の花が開花する「スーパーブルーム」と呼ばれる現象、今年は史上最高だと言われています。年間を通していつでも楽しむ事ができるエンターテイメント施設とは異なり、「スーパーブルーム」はこの時期にしか見る事が出来ず、またすぐ見られるという保証が無いため、とっても貴重!今回の特集では、ロサンゼルスで「スーパーブルーム」を楽しみたいというあなたのために、オススメスポットと観賞にあたっての注意点をご案内します。この時期、ロサンゼルスにいる方は、今しか楽しめない、ロサンゼルスの美しい春の景色を是非お楽しみください!

最新情報は、カリフォルニア州立公園&レクリエーションのウェブサイトからご確認いただく事ができます。

Malibu Creek State Park Poppies
Poppies at Malibu Creek State Park | Photo: @faithran, Instagram

散歩をしながらワイルドフラワーを楽しむ

散歩も兼ねてちょっとした探索を楽しみたいという方は、マリブ、カラバサス、パシフィック・パリセーズ、ランカスター、パロスベルデス半島に立ち寄ってみることをお勧めします。サンタモニカ山脈にある、マリブのポイントムーグ州立公園には、およそ110キロを超えるハイキングコースがあり、コースのほとんでで美しい花々に遭遇することができます。中でもオススメのコース、Chumash Trail (チュマシュ・トレイル)には、クロユリや、ギリアなどが咲いています。

 

更にマリブの南、ポイント・デュム・ステート・ビーチでは、絶壁を横切って進んでいくと、太平洋の素晴らしい景色を眺めながら、明るい黄色に咲いたコレオプシスが咲いています。山火事がマリブ・クリーク州立公園の美しさに多大なダメージを与えましたが、カリフォルニア・ポピーと紫のルピナスは咲き始めています。

 

カラバサスのラス・ヴァージネス公園では、ニュー・ミレニアム・ループ・トレイルにて赤い花を咲かすカランドリニアや、カリフォルニア・ポピー、ルピナス、ワイルド・キューカンバーが咲いており、そして、パシフィック・パリセーズのウィル・ロジャース州立歴史公園では、キャニオン・サンフラワーが、カリフォルニア・ライラックに囲まれて咲いています。

 

更に東の方まで足を運ぶと、ランカスターのサドルバック・ビュート州立公園があります。何マイルにも及ぶハイキングコースでは、標高ごとに異なる多数のワイルド・フラワーを見ることができます。頂上まで登ると、全ての花畑を通過することができます。花びらの中心が黄色く縁が白いタイディー・ティップや 藤色の花を咲かせるフィドルネックスが咲いています。また、イエロー・コレオプシスを見つけたら、是非、近くに寄ってみて匂いを嗅いでみてください。とても良い香りがしますよ。

 

パロスベルデス半島にはたくさんの自然保護区があり、そこでもこの時期、多くのワイルドフラワーが開花します。ランチョ・パロス・ベルデスのパロス・ベルデス自然保護区リンデン H.チャンドラー保護区、サンペドロのホワイトポイント自然保護区兼教育センター、ローリング・ヒルズのジョージ F.キャニオン保護区兼自然センターでは、ネイティブ・ミルクウィード、カリフォルニア・アスター、ソバの花などのワイルド・フラワーを探してみてください。

Antelope Valley Poppies
Antelope Valley Poppies courtesy of @Insta_losangeles Instagram

指定観賞エリア

「スーパーブルーム」は見たいけれど、長時間のウォーキングやハイキングはなかなかできないという方のために、より簡単にアクセスできるエリアをご紹介します。最も人気の「スーパーブルーム」観賞地として挙がるのが、アンテロープ・バレー・カリフォルニア・ポピー保護区でしょう。ウェブサイトでは、定期的に、開花最新情報が掲載されていますので是非チェックしてみてください。一番観賞にオススメの時間は、カリフォルニア・ポピーが開花する午前中です。春先に気温が下がったり、強風が吹いたりするとポピーが開かない事があります。お出かけの前に天気予報を確認して、観賞の機会を逃さないようにしましょう。

 

ゴーマン (Gorman) の 保護区 (Hungry Valley State Vehicle Reservation)では、舗装された道路とハイキングコースの両方からワイルドフラワーを楽しめるセルフ・ガイド・ツアーが用意されています。出発前にマップをダウンロードしてツアーに臨みましょう。こちらでは、ラークスパー、スカーレット・バグラー、ユッカ、ルピナス、ゴールデンブッシュなどのワイルドフラワーを鑑賞する事ができます。

「スーパーブルーム」観賞にあたっての注意点

ここでは、今後、将来何世代にもわたって、壮大な美しいワイルドフラワーを楽しむ事ができるように、ロサンゼルスのワイルドフラワー観賞エリアを散策する際の注意点をご案内します。ルールを守って、この時期にしか見る事のできない壮大な景色をお楽しみください!

 

するべき事:

  • セオドア・ペイン財団のワイルドフラワーホットラインで最新の開花情報を確認する
  • 踏みならされた道から外れない(ペットを含む)
  • 観賞時期は遅くても6月まで
  • トレイル上の標識に従う
  • GPSが機能しない事もあるため、地図を持参する
  • できれば平日に訪れる
  • 駐車料金もしくは入場料がかかる事を想定しておく

してはいけない事:

  • 花を摘む(お子様がいる場合には摘ませないように注意してあげてください)
  • 花のエリアに立ち入って歩き回る
  • 入場料を払わずにエリアに立ち入る
  • セルフィー撮影目的で立ち入り花を踏み潰してしまう
  • 許可なしにペットを持ち込む