2023年のベスト・オブ・ロサンゼルス

Hollywood Sign hillside closeup
Hollywood Sign | Photo: Yuri Hasegawa

 

次の旅行先は決まりましたか?ロサンゼルスは世界有数のダイナミックな都市。頻繁に訪れるリピーターでも、長年住んでいる人でも、この活気に満ちた刺激的な都市には常に新たな発見が待っています。

100周年記念や節目となる文化的なイベント、最先端のアトラクションやエキサイティングなスポーツイベントまで、2023年のLA必見ポイントをご紹介しましょう。

 

100周年 | アニバーサリー | ホテル

スーパー・ニンテンドー・ワールド™ | アート&カルチャー | 新しいレストラン

コンサート | フェスティバル | スポーツ | パントン

Hollywood Sign hillside closeup
Hollywood Sign | Photo: Yuri Hasegawa

100周年

ロサンゼルスのアイコンでもあるランドマーク的なホテル、伝説的なスタジオ、先駆的なレストランが、2023年に100周年を迎えます。

 

ハリウッド・サイン
世界的に有名なHollywood Sign(ハリウッド・サイン)は、100周年 を祝うお祭りや特別イベントを会場やオンラインで年間を通して開催しています。

2022年10月にディープクリーニングと新塗装(シャーウィンウィリアムズ「ハリウッドサイン センテニアルホワイト」)が完了し、ハリウッドサインは100周年に向けての準備が整いました。

1973年2月7日にロサンゼルスの歴史文化財に指定されたハリウッドサインは、もともと不動産開発「ハリウッドランド」のプロモーションとして作られたものでした。以来、ロサンゼルスのシンボルとして、またポップカルチャーのアイコンとして親しまれています。

ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム

1923年6月にオープンした Los Angeles Memorial Coliseum(ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム)は、史上初めて夏季オリンピックを2度(1932年と1984年)開催したスタジアムで、2028年には第34回オリンピックが開催される予定です。また、このスタジアムでは2度のスーパーボウル、ワールドシリーズ、ローマ法王のミサ、3人のアメリカ大統領訪問なども行われてきました。1984年7月27日に国定歴史建造物に指定されました。

100周年を記念して、7万人収容のコロシアムではColiseum Forever(コロシアム・フォーエバー)とタイトルされたイベントで、ライブパフォーマンス、スポーツイベント、セレモニー、ファンへのプレゼントなど、1年を通じてさまざまな企画を展開しています。

The Biltmore Los Angeles Galleria
The Biltmore Los Angeles Galleria  |  Photo: Yuri Hasegawa

ミレニアム・ビルトモア

ロサンゼルス・ビルトモア・ホテルとして1923年10月1日にオープンした豪華なMillennium Biltmore Hotel (ミレニアム・ビルトモア・ホテル)の登場は、「ロサンゼルスがアメリカのメトロポリスになったことを世界に示すもの」でした。その衝撃はすぐに広がり、その壮麗さはこの街の歴史に欠かせないものとなりました。

アカデミー賞は、ビルトモアのクリスタル・ボールルームで行われた1927年のランチョンで誕生し、1931年から1942年の間に8回のOscar ceremonies(オスカー授賞式)が開催されました。チャイナタウン、スティング、ゴーストバスターズ、ビバリーヒルズ・コップ、Mad Men (マッドメン)、Bosch(ボッシュ)などに登場するビルトモアは、それ自体がスターのような存在です。

Storytelling Showcase at Warner Bros. Studio Tour Hollywood
Storytelling Showcase | Photo: Warner Bros. Studio Tour Hollywood

ワーナー・ブラザーズ

1923年4月4日に設立されたWarner Bros. (ワーナー・ブラザーズ)は、記念ロゴと新しいスローガン 「100 Years of Storytelling 」を発表し、100周年記念の幕を開けました。プレスリリースによると、1年にわたる祭典では、映画、シリーズ、消費者向け製品、ビデオゲーム、テーマ別エンターテイメント、スタジオツアー、ライブイベントなど、スタジオのあらゆる部門を巻き込みファンに焦点を当てたキャンペーンが行われるとのことです。

Warner Bros. Studio Tour Hollywood(ワーナー・ブラザース・スタジオ・ツアー・ハリウッド)で、伝説のスタジオの舞台裏や歴史を学びましょう。このツアーには、3時間のガイド付きツアー、小道具や衣装部屋の見学、コミッサリー・ファインダイニングルームでのランチ、フレンズのアイコンであるセントラル・パーク・カフェでのドリンクとスナックが含まれています。

El Cholo on Western Avenue
El Cholo on Western Avenue | Instagram: @elcholo1923

エル・チョロ

アレハンドロ・ボルケスとその妻ロサは、1923年にEl Cholo (エル・チョロ)を創業、コロシアム近くのエクスポジションパークにソノラ・カフェをオープン。1925年、あるお客が、カリフォルニアに入植したスペイン人が農業労働者に名付けた「エル・チョロ」にちなんだキャラクターを描きました。アレハンドロはこの絵と名前を気に入り、すぐに店名をソノラ・カフェからエル・チョロに変えたそうです。エル・チョロは、ウエスタン・アベニューのフラッグシップ・ショップ(通称:オリジナル)に加え、現在ではダウンタウンLA、サンタモニカ、オレンジカウンティに店舗を増やし、ボルケス・ファミリーの遺産は、4代目、5代目、6代目によって家族経営で受け継がれています。

エル・チョロは2022年10月、新しいロゴとスローガン "Creating Memories for 100 Years "と共に100周年記念行事をスタートさせました。100周祭のハイライトは以下の通り。

  • ウェスタンアベニューにあるフラッグシップ・ショップは、オープンエアーのパティオを新設するなど、大幅な拡張を行います。
  • 2023年1月1日より2023年末まで、100歳以上の方はお食事を無料にします。また、1月1日からは、手吹きのスペシャルグラスにサーブする100ドルマルガリータを通年ご提供。
  • 記念プレートにサーブされるA Taste of Historyをはじめ、特別メニューをご用意。(記念プレートは購入可)
  • 100周年記念のレッドカーペットガラを2023年10月にはウェスタンのエル・チョロで開催予定。
Lawry's The Prime Rib
Lawry's The Prime Rib

アニバーサリー

全米最大のレストランウィーク、120年の歴史を持つ和菓子屋、素晴らしい博物館、愛され続けている子供向け劇場、世界的なコンサート会場など、2023年のロサンゼルスはさまざまな記念行事が催されます。

 

ダインLA 15thアニバーサリー(5月)

国内最大のレストランウィークであるDINE LA(ダインLA)は、ロサンゼルスを最高のダイニングスポットとして紹介し、ロサンゼルスで楽しめるバラエティ豊かな食体験を案内します。5月に開催される2023スプリング・エディションはダインLA開催15周年を記念し、最新スポットからLawry's The Prime Rib(ローリーズ・ザ・プライムリブ)などの老舗まで、何百ものレストランでランチやディナーの特別メニューが用意されています。

12-Piece Wagashi Mix at Fugetsu-Do in Little Tokyo
12-Piece Wagashi Mix | Photo: Fugetsu-Do

風月堂120thアニバーサリー

1903年創業のFugetsu-Do (風月堂)は、伝統的な正月用餅の生産量で全米一を誇り、このために家族経営のこの店では年末の数日間は24時間体制で稼働します。ピーナッツバター餅、ガナッシュが入ったコーリーのチョコレート餅、スナックサイズのレインボー団子など、伝統的な餅を現代風にアレンジした商品が人気を集めています。

"Dueling Dinos" in the Grand Foyer of the Natural History Museum
"Dueling Dinos" at the Natural History Museum  |  Photo: Yuri Hasegawa

自然史博物館110thアニバーサリー

1913年エクスポジションパークにオープンしたNatural History Museum of Los Angeles County (NHM)(ロサンゼルス自然史博物館)は、3500万点以上の収蔵品、中には45億年前のものもあり、自然史と文化史の世界最大級のコレクションを誇ります。また、この博物館の本館は、1975年3月に国家歴史登録財に登録されました。

エントランスにある高さ63フィートのクジラの骨格標本、14,000平方フィートのロサンゼルスの年表「Becoming Los Angeles」、世界で唯一のT-REX成長シリーズを展示する恐竜ホール、3.5エーカーの「Nature Gardens」など、素晴らしいコレクションが揃っています。さらには、NHMはライブ音楽、DJ、パネル、特製カクテルなどが楽しめる人気のアフター・アワーズ・シリーズのファーストフライデーズも開催しています。ロサンゼルスカウンティの市民は、月曜から金曜の午後3時から5時まで、NHMへの入場が無料です。

"¡FIESTA!" at the Bob Baker Marionette Theater
"¡FIESTA!" | Photo: Bob Baker Marionette Theater, Facebook

ボブ・ベイカー・マリオネット・シアター 60thアニバーサリー

Bob Baker Marionette Theater (BBMT) (ボブ・ベイカー・マリオネット・シアター)は、1963年にボブ・ベイカーとアルトン・ウッドによって設立された、ロサンゼルスで最も古い子供向け劇団。スミソニアン・マガジンによると、BBMTはアメリカで最も長い歴史を持つ人形劇団とされています。

2009年にロサンゼルスの歴史文化記念物に指定されたBBMTは、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」からロサンゼルスの歴史をたどる音楽の旅まで、幅広いオリジナルショーで100万人以上の子供たちを楽しませてきました。2019年、BBMTは非営利団体としての地位を獲得し、ダウンタウンLAの歴史ある場所から、ハイランドパークにある1920年代のサイレント映画館跡に移転しました。

現在、グレンデールのフォレストローン・ミュージアムで3月19日まで開催されているBob Baker Marionette Theater: 60 Years of Joy & Wonder(ボブ・ベイカー・マリオネット・シアター:60 Years of Joy & Wonder」は、手作りのマリオネット、オリジナルのコンセプトアート、アニマトロニクスバンドなどを展示する回顧展となっています。

The Disco at Catch One
The legendary Disco | Photo: Catch One

キャッチワン 50thアニバーサリー

コリアタウンの端、アーリントンハイツにある Catch One(キャッチワン)は、エレクトロニック、ヒップホップ、インディーダンス、メタル、ロックなど幅広いラインアップを誇るロサンゼルスのトップナイトクラブのひとつ。1973年にジュエルズ・キャッチワンとしてオープンしたこのクラブは、国内初のアフリカ系アメリカ人のゲイ&レズビアン専用ディスコとして有名になりました。

40年にわたる全盛期には、オーナーのジュエル・タイス・ウィリアムズがリック・ジェームスやマドンナ、さらにクィーン・オブ・ディスコのシルベスターまで、あらゆる人々を迎え入れました。LGBTQコミュニティへの貢献を称え、2016年にウエストハリウッドで開催されたLAプライドパレード&フェスティバルでは、テイス・ウィリアムズはグランドマーシャルに任命されました。

ビッグ・リボウスキー 25thアニバーサリー

ホワイト・ルシアンを作って、LA映画の真髄「ビッグ・リボウスキ」の25周年を祝いましょう。コーエン兄弟のカルト的人気を誇る作品で、デュード役を演じたジェフ・ブリッジスの代表作ともなっています。1998年3月6日に公開された「ビッグ・リボウスキ」は、奇妙なキャラクター、風変わりな会話、そしてミュージカル風の夢のシーンでいっぱいです。ロサンゼルス観光局では、「リボウスキー」のLA locations (LAロケ地)巡りをご紹介しています。

Walt Disney Concert Hall at sunset
Walt Disney Concert Hall at sunset | Photo: The Music Center

ウォルト・ディズニー・コンサートホール 20thアニバーサリー

2003年10月24日にグランドオープンしたWalt Disney Concert Hall (WDCH) (ウォルト・ディズニー・コンサートホール)は、その素晴らしい建築、比類のない音響、静かなパブリックガーデンを備え、すぐにロサンゼルスの象徴となりました。WDCHは、LAフィルとロサンゼルス・マスター・コラールの本拠地であり、ロサンゼルスで最も重要な文化施設のひとつです。

プリツカー賞受賞の建築家フランク・ゲーリーが設計し、豊田泰久氏が音響設計を担当したWDCHは、ダウンタウンLAにあるミュージックセンターの世界的な舞台芸術施設と屋外スペースのコレクションの一部となっています。

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Rendering of Moxy Downtown LA and AC Hotel Downtown LA
Moxy Downtown LA and AC Hotel Downtown LA | Rendering: Lightstone

ホテル

マリオットグループのブランド、モクシーとACホテルがダウンタウンLAに、ザ・リッツ・カールトン・ロサンゼルスでは素晴らしいダイニングが、さらにチョイスホテルズとキュリオコレクション・バイ・ヒルトンなど、ホテルのオープンが相次ぐロサンゼルスでは、素晴らしいホテルコレクションにさらに磨きをかけることになります。

 

モクシー・ダウンタウンLA & ACホテル・ダウンタウンLA (2月)
ひとつ屋根の下に2つのユニークな体験を提供するMoxy Downtown Los Angeles(モクシー・ダウンタウンLA)とAC Hotel Downtown Los Angeles(ACホテル・ダウンタウンLA)は、旅行者にも地元の人にもスタイリッシュな新名所となります。ロサンゼルス・コンベンション・センターとクリプト・ドットコム・アリーナの真向かいに位置するこのデュアルブランドホテルは、合計727室の客室、13のレストラン、バー、ラウンジ、プールデッキを含む4つの大きな屋外テラス、1万平方フィートのフレキシブルに対応できる会議およびソーシャルイベントスペースを備えています。

 

センデロ – ザ・リッツカールトン・ロサンゼルス(2月)
The Ritz-Carlton, Los Angeles (ザ・リッツ・カールトン・ロサンゼルス)は、同ホテルの 24 階にシグネチャー・ダイニングとなるSendero(センデロ)を新設することを発表しました。ダウンタウンLAを一望できるセンデロでは、パンアメリカン・ハイウェイ沿いの食の旅にインスパイアされた複数のダイニング・コンセプトが用意されています。

  • Corteza at Sendero(コルテザ・アット・センデロ) 
  • セビーチェのサービングステーションとバハ料理を中心としたソーシャル・ダイニングルーム。
  • Leña at Sendero(レニャ・アット・センデロ)
  • アルゼンチン風のステーキハウスで、ガウチョの牧場の歴史に敬意を表しています。
  • The Agave Library(アガベ・ライブラリー)
  • 特注のアガベ・ディスプレイと深紅のアクセントが特徴のくつろげる空間。希少でプレミアムなテキーラやメスカル、注目に値するアガベ・ベースのスピリッツを扱っています。
  • Volante(ヴォランテ)
  • ユニークな料理体験を提供するコンセプト型のシェフズテーブル。

シェフ・ド・キュイジーヌのケビン・ルザンデが指揮を執り、サンフランシスコを拠点とするEDGデザインがインテリアを担当したセンデロは、2月からお客様を迎え始め、ヴォランテは年内にオープン予定です。

 

カンブリア・ホテルズ・ロサンゼルス・ダウンタウン
チョイスホテルズのCambria Hotels (カンブリア・ホテル)が、スプリングストリートにホテルをオープンしダウンタウンLAに進出を果たします。13階建てのこのビルは、もともと駐車場として建設された後、ロサンゼルス市警察の風紀犯罪取締班が入るオフィスビルに改築されました。ホテルの客室数は180室となる予定です。

 

ジルダン・サンガブリエル
サン・ガブリエルの旧ハイアット・プレイスは、ヒルトンのキュリオ・コレクションの下で再開発され、ジルダン・サンガブリエルとしてリブランディングされます。サンガブリエル・スクエア・モールの向かいに位置する212室のこのホテルは、2023年10月にオープン予定です。

 

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スーパー・ニンテンドー・ワールド™ - ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド (2月17日)

SUPER NINTENDO WORLD™(スーパー・ニンテンドー・ワールド)でスーパーマリオ™の世界へ!Mario Kart™ (マリオカート)でチームクッパとバトル。または、インタラクティブなゲームをプレイしてパワーアップバンド™でスコアを記録。トウドゥストゥール・カフェで食事をしたら、マリオ&フレンズに会い、1-UP ファクトリー・ストアで限定グッズをゲット。2023年2月17日にユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにオープンです。

© Nintendo.は任天堂の登録商標です。

 

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Night view of Chris Burden's "Urban Light" at LACMA
Chris Burden - "Urban Light" (2008) at LACMA | Photo: Discover Los Angeles

アート&カルチャー

ハマー・ミュージアムの20年にわたる変革の集大成、ロサンゼルスで初となるキース・ヘリング美術館回顧展、フリーズ・ロサンゼルスの新ロケーションなど、今年のアート&カルチャーのハイライトを紹介しましょう。

 

ケヒンデ・ワイリー:カラフル・レルム - ロバーツ・プロジェクツ(1月21日~4月1日)
ロバーツ・プロジェクツは、カルバーシティからミッド・ウィルシャーのラ・ブレアにある1948年築の歴史的建造物に移転します。現在のギャラリーの3倍の広さ、10,000平方フィートの新しい会場には、4つの展示スペース、ブックショップ、そして先駆的なアーティストであるベティ・サアーが考案したサイトスペシフィックな常設スペースがあります。初回の展示は、ケヒンデ・ワイリー展。初開催のKehinde Wiley: Colorful Realm(ケヒンデ・ワイリー:カラフル・レルム)は、高い評価を得ているこのアーティストの当ギャラリーでの6回目の展示となります。

 

ミュージアム・フリー・フォー・オール(2月5日)
SoCalミュージアムは、2月5日(日)に毎年恒例のMuseums Free-for-All(ミュージアム・フリー・フォー・オール)を開催します。美術、文化遺産、自然史、科学など、40以上の博物館が無料開放します。ミュージアム・フリー・フォー・オールは、ロサンゼルス中のミュージアムで年間を通して開催されている無料のビジターデーを想起する素晴らしいイベントです。ロサンゼルス観光局のfree museums (無料のミュージアム)とfree museum days(フリー・ミュージアム・デー)ガイドをご覧ください。

Rick and Ilsa in the final scene of "Casablanca"
Humphrey Bogart and Ingrid Bergman in "Casablanca" | Photo: TCM
Morris Chestnut, Cuba Gooding Jr. and Ice Cube in "Boyz N the Hood"
Morris Chestnut, Cuba Gooding Jr. and Ice Cube in "Boyz N the Hood" | Photo: Academy Museum

アカデミー映画博物館(2月)

ACADEMY MUSEUM OF MOTION PICTURES (アカデミー映画博物館)は2月、Significant Movies and Moviemakers (シグニフィカント・ムービーズ・アンド・ムービーメーカーズ)ギャラリーをリニューアルオープンし、4つのギャラリーで、往年の名作「カサブランカ」(1942)、制作デザイナーのサラ・グリーンウッドとセットデコレーターのケイティ・スペンサーのコラボで話題を呼んだ「ボーイズ N ザ・フッド」(1991)、ドキュメンタリー作家、ロールデス・ポルティージョなどを紹介する予定です。

また、20世紀初頭のロサンゼルスにおける映画製作の歴史をたどり、この街が今日もなお、世界の映画の中心地である理由を明らかにする、当館初の常設展「ハリウッドランド」が晩春に開催されます。

フリーズ LA (2月16-19日)
サンタモニカ空港に会場を移して開催する Frieze Los Angeles 2023(フリーズ・ロサンゼルス2023)は、世界22カ国から120以上のギャラリーが参加する予定です。フェアは、飛行場内の複数の場所で催され、クラパット・ヤントラサーのWHYスタジオが再び設計を担当する予定です。フリーツ LAは、会場を拡大することで、より幅広いギャラリーのセレクションやNPOとのコラボレーション、一連の新しいアクティベーション、街で最も人気のあるレストランによるポップアップなどをキュレーションすることが可能になります。

 

フェリックス・アート・フェア - ハリウッドルーズベルト (2月15-19日)
コレクターのディーン・バレンタインとディーラーのアル&ミルス・モランによって設立されたFelix Art Fair(フェリックス・アート・フェア)は、再びランドマークであるハリウッドルーズベルトで開催されることになりました。今年で4回目を迎えるフェリックスは、これまではホテルの11階と12階にある有名なデビッド・ホックニーのプールとサテライト「タワー・ギャラリー」で開催されていました。2023年は、地元から国際的なギャラリーまで、60の出展者が参加予定です。

Rendering of the Lynda and Stewart Resnick Cultural Center at the Hammer Museum
Lynda and Stewart Resnick Cultural Center at the Hammer Museum | Rendering: Michael Maltzan Architecture

ハマー・ミュージアム (3月 26日)

20年にわたるHammer Museum (ハマー・ミュージアム)の変革は、3月26日(日)に最高潮に達します。その中心となるリンダ・アンド・スチュワート・レズニック・カルチュラルセンターは、ウィルシャーブルバードとウエストウッドブルバードの角に位置し、ストリートレベルのエントランスで来館者を迎えます。このセンターは、ザ・ワンダルフル・カンパニーの共同所有者であり、世界的な慈善家であるリンダ&スチュワート・レズニック夫妻、およびロサンゼルスとカリフォルニア州全体の芸術と文化に対する彼らの長年の取り組みと影響を称えています。

2023年の展示のハイライトは、同ミュージアムのほぼ全てのギャラリーを現代アート・コレクションで埋め尽くす、前例のない展示です。新しいロビーでは、日本人アーティスト塩田千春のドラマチックなインスタレーションがデビューし、新しいストリートレベルのギャラリーでは、ハマーのパーマネントコレクションの一部であるリタ・マクブライドの「パーティキュレツ」が展示されます。また、ニューヨークのロックフェラー・センターに設置されていたサンフォード・ビガーズの高さ25フィートの鋳造ブロンズ彫刻「オラクル」は、新しい彫刻テラスに設置されます。2月5日からは、英国人アーティスト、ブリジット・ライリーのドローイングの回顧展が開催されます

Keith Haring "Untitled" at The Broad
Photo: Keith Haring, "Untitled," 1982. Baked enamel on metal. The Broad Art Foundation. © Keith Haring Foundation

キース・ヘリング:アート・イズ・フォー・エブリバディ – ザ・ブロード(5月27日~10月8日)

5月にThe Broadで開催されるKEITH HARING: ART IS FOR EVERYBODY(キース・ヘリング:アート・イズ・フォー・エブリバディ)は、鮮やかな色彩、エネルギッシュなラインワーク、そして吠える犬や輝く赤ん坊といったアイコニックなキャラクターで知られる故キース・ヘリングの作品を集めた、LAの美術館では初めての展覧会。

 

10のギャラリーにまたがるこの展示会は、核軍縮運動や反アパルトヘイト運動への参加、HIV/AIDS問題への取り組みなど、ヘリングの活動を中心に、70年代後半からヘリングがエイズ関連の病気で亡くなる2年前の1988年までの幅広い120点のアートワークを紹介します。

また、ブラックライトギャラリーでは、アーティスト自身が作成したプレイリストが流れ、臨場感あふれる展示が行われます。また、ショップ・アット・ザ・ブロードは、1986年にニューヨークのソーホー地区にオープンしたヘリングのアートなショップ「ザ・ポップ・ショップ」に生まれ変わります。

 

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Sushi Nakazawa
Photo: Sushi Nakazawa

新しいレストラン

ミシュランの星を獲得したレストランや、待望のレストランのオープンなど、ロサンゼルスのダイニングシーンはかつてないほどエキサイティングになっています。

  • Casa Dani(カーサ・ダニ)
    Westfield Century City(ウエストフィールド・センチュリーシティ)の元ロックシュガーのスペースを引き継いだカーサ・ダニは、シェフのダニ・ガルシアのアバンギャルドなアンダルシア料理を披露。
     
  • Flor y Solera (フロール・イ・ソレラ)
    人気エリアのアーツ・ディストリクトに1月にオープンしたこのタパスバーは、シェフのモニカ・アンジェラットが率いるスペイン17州の料理の旅と、独立したシェリーバーを併設しています。
     
  • Somni (ソムニ)
    シェフのアイトール・ザバラは、ミシュラン2つ星のソムニをこの夏、ウェストハリウッドに再オープンします(元はSLSホテル内のホセ・アンドレスのザ・バザールに併設)。
     
  • Superfine Playa(スーパーファイン・プラヤ)
    スティーブとディナ・サムソン夫妻は、ファッション・ディストリクトのテイクアウト・ピザのコンセプトをプラヤ・デル・レイに取り入れ拡張します。2023年初めにオープン予定のこのフルサービ・スレストランは、レモネードの創設者であるハイディ・ジャクソンとアラン・ジャクソンとのコラボレーションによるもの。
     
  • Sushi Nakazawa(スシ・ナカザワ)
    シェフの中澤大祐が、絶賛された彼の寿司カウンターでの経験をロバートソンブルバードで披露します。ミシュランガイドでは、「最高に柔らかい魚と完璧な味付けのシャリ、わさび、そして絶妙なにがりを組み合わせることで、常に素晴らしい結果をもたらす」と、彼のシグネチャースタイルが紹介されています。
     
  • Topanga Social(トパンガ・ソーシャル)
    Westfield Topanga & The Village(ウエストフィールド・トパンガ&ザ・ヴィレッジ)に2023年初目にオープン予定のトパンガ・ソーシャルは、30,000平方フィートのダイニングホールで、オリジナルのコンセプトからエッグスラット創業者のアルヴィン・カイランのアンボイ、ファット・サルス、カツ・サンド、元スモーガスバーグで人気だったシュリンプ・ダディ、ワンダーラスト・クリーマリーなどの有名店まで、20以上のショップが揃います。

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Hollywood Bowl fireworks
Photo: Hollywood Bowl

コンサート

世界的に有名な音楽界のレジェンドから地元の新星まで、LAでは毎晩、必見のパフォーマンスが繰り広げられています。2023年に予定されているコンサートのいくつかをご紹介しましょう。

CRYPTO.COM ARENA(クリプト・ドットコム・アリーナ)

  • キャリー・アンダーウッド (3月13日)
  • ミューズ (4月6日)
  • アニタ・ベイカー (12月22日)

HOLLYWOOD BOWL(ハリウッド・ボウル)

  • リーバ・マッキンタイア (4月1日)
  • リッキー・ジャーヴェイス (5月6日)
  • アンドレア・ボチェッリ (5月9-10日)
  • ゲーム・オブ・スローンズ (5月13日)
  • マッチボックス・トゥエンティ (5月22日)
  • シャナイア・トゥエイン(5月28日)
  • ジャネット・ジャクソン (6月10日)
  • キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード (6月21日)
  • ジル・スコット (6月22日)
  • 独立記念日花火ウィズ・ビーチボーイズ (7月2-4日)
  • ザ・ポスタル・サーヴィス& デス・キャブ・フォー・キューティー(10月13日)

KIA FORUM(KIAフォーラム)

  • ハリー・スタイルズ (1月26-27, 29日)
  • マナー (2月10-11日)
  • デペッシュ・モード (3月28日)
  • デッド・アンド・カンパニー – Kiaフォーラム (5月19-20日)
  • アークティック・モンキーズ (9月29日 – 10月1日)

SOFI STADIUM(SOFIスタジアム)

  • ビリー・ジョエル& スティーヴィー・ニックス(3月10日)
  • テイラー・スウィフト (8月3-5 & 8-9日)
  • メタリカ (8月25 & 27日)
  • エド・シーラン (9月23日)
  • ピンク (10月5日)

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フェスティバル

一年を通して街中で開催されるフェステイバルで、ロサンゼルスの多様なコミュニティを祝いましょう。

お正月ファミリーフェスティバル - リトル東京 (1月8日)
全米日系人博物館が主催する毎年恒例のOshogatsu Family Festival (お正月ファミリーフェスティバル)は、ウサギ年を祝して、あらゆる年齢層の家族、子供たちが楽しめる文化的パフォーマンス、工芸品、アクティビティーで構成されています。KODAMA太鼓による伝統的な餅つき、シャン・イチヤナギによる飴細工の実演、体験型のストーリータイム、スカベンジャーハントなどが見どころ。入場無料、参加申し込みはJANM websiteから。
 

旧正月 – チャイナタウン (1月22日)
ダウンタウンLAの歴史的なChinatown (チャイナタウン)では、天后宮でミッドナイト・テンプル・セレモニーが行われ、卯年に火をつけます。人々はお供物をし、香をたき幸運を願います。伝統の獅子舞、50万個の爆竹が邪気を払い、縁起の良い新年の幕開けを演出します。旧正月の祭りは、120年以上の歴史を持つ金龍パレードとフェスティバルで最高潮に達し、11万人以上の観客が沿道で見守ります。ゴールデン・ドラゴン・パレードは、この種の催しとしては米国で最も古いものです。

ローリング・ラウド – ハリウッドパーク・グラウンド(3月3-5日)
SoFi Stadium に隣接するハリウッドパーク・グラウンドで開催される Rolling Loud California (ローリング・ラウド・カリフォルニア)は、ヘッドライナーの プレイボーイ・カルティ(3 月 3 日 )、 トラヴィス・スコット(3 月 4 日 )、 フューチャー(3 月 5 日 )、スペシャルゲストの リル・ウェイン を筆頭に豪華ラインナップが揃いました。ローリング・ラウドは、300エーカーのハリウッドパークグランドで開催される初の音楽フェスティバルとなります。
 

TCM クラシック映画祭(4 月 13 日~16 日)
ハリウッドの中心地で 4 日間にわたって開催される TCM Classic Film Festival (TCM クラシック映画祭)は、世界中の映画ファンが集い、クラシック映画 をその製作者とともに、世界で最も有名な会場の大きなスクリーンで鑑賞することを目的としています。映画祭では、2023年のテーマ「You Ain't Seen Nothing Yet」をはじめ、さまざまなトピックのプログラムを予定しています。
 

フェスティバル・オブ・ブックス - USC (4月22-23日)
1996年以来、Los Angeles Times Festival of Books(ロサンゼルス・タイムズ・フェスティバル・オブ・ブックス)は、作家、詩人、アーティスト、映画製作者、ミュージシャン、新進のストーリーテラーを魅了してきました。USCで開催されるこのフェスティバルは、この種のイベントとしては全米最大規模です。

RuPaul's DragCon at the LA Convention Center
RuPaul's DragCon | Photo: World of Wonder

ルポールのドラァグコン
LACC (5月12-13日) RuPaul's DragCon(ルポールのドラァグコン)が5月12日と13日にロサンゼルス・コンベンション・センターで再び開催されます! お気に入りのドラァグ・レースのクイーンたち、素晴らしいショッピングのベンダー、目を見張るようなパフォーマンスやサプライズ、あなたと同じようにドラァグを愛する何千人もの人たち、そしてとても魅力的なこの週末をお見逃しなく。
 

LAフリート・ウィーク - LA ウォーターフロント (5月26-29日)
LA Fleet Week® (LAフリート・ウィーク)は、毎年メモリアルデーの週末にロサンゼルス港のウォーターフロントで開催される、米国海上自衛隊の祭典。一般向けのイベントとしては、現役の船舶の見学、軍事展示や装備品のデモ、航空機の飛行、ライブエンターテイメント、そして大人気のギャレー・ウォーズ(海軍、海兵隊、沿岸警備隊、陸軍チームによる料理対決)などがあります。
 

LAプライド (6月)
ロサンゼルスは、1967年にシルバーレイクのブラックキャットバーで行われた全米で最も初期のプライドデモから、1970年に組織された同性愛者の権利を擁護する世界初の許可を受けたパレードまで、LGBTQ+コミュニティにおいて長く豊かな歴史を有しています。2022年、LAプライドはそのルーツに戻り、世界的に有名なパレードをハリウッドで開催し、クリスティーナ・アギレラがヘッドライナーとして登場する「LAプライド・イン・ザ・パーク」フェスティバルも併せて開催されます。

AX Masquerade & World Cosplay Summit USA Finals at the Anime Expo
AX Masquerade & World Cosplay Summit USA Finals | Photo: Anime Expo

アニメ・エキスポ(7月1日~4日)
北米最大のアニメコンベンションである Anime Expo (AX) (アニメエキスポ)は、毎年7月4日の週末にLAダウンタウンのロサンゼルス・コンベンションセンターで開催。毎年、4日間の開催で10万人以上のファンが日本のポップカルチャーを祝い、マスカレード、アニメミュージックビデオコンテスト、コンサート、壮大なファッションショーなどを開催しています。また、深夜にはダンス、ビデオ上映、卓上ゲーム、電子ゲーム、オープンマイク・カラオケなどのプログラムも用意されています。
 

アメリカフェスト(7月4日)
約100年にわたり、Rose Bowl Stadium(ローズボウル・スタジアム)は、アメリカ生誕を祝う全米最大かつ最も長い歴史を持つショーの1つとして知られているアメリカフェストを主催してきました。30分間のモトクロスショー、音楽パフォーマンス、家族で楽しめるアクティビティ、華やかな花火大会など、盛りだくさんの内容です。

レイマートパーク・ジャズフェスティバル( 8月26日)
LA屈指の夏の音楽イベント、Leimert Park Jazz Festival(レイマートパーク・ジャズフェスティバル)は、ジャズ、コミュニティ、南ロサンゼルスの歴史的地区Leimert Park(レイマートパーク)の文化遺産を称えるイベントです。
 

二世ウィーク(8月)
リトル東京で開催される二世ウィークは、グランドパレード、プラザフェスティバル、カーショー、太鼓や音頭などの伝統芸能など、2週末9日間にわたって家族向けのイベントが開催されます。
 

ワッツタワー・フェスティバル(9月)
40年以上にわたり、アイコニックなLeimert Park(ワッツタワー)ではweekend of cultural festivals(カルチュラル・フェスティバルの週末)として、「デイ・オブ・ザ・ドラム・フェスティバル」と「サイモン・ロディア・ワッツタワーズ・ジャズ・フェスティバル」が開催されてきました。どちらのイベントも無料で、国際的なレコーディング・アーティスト、地元のジャズ界の巨匠、パーカッショニスト、ダンサーなど、豪華な顔ぶれが揃っています。この週末には、美術品の展示、子供向けのアクティビティ、食べ物や工芸品の販売も行われます。

Día de los Muertos 2021 at Hollywood Forever
Noche de los Muertos | Photo: Hollywood Forever

死者の日 – ハリウッド・フォーエバー (10月28日)
歴史あるハリウッド・フォーエバー・セメタリーで開催される24th Annual Día de los Muertos (第24回ディア・デ・ロス・ムエルトス:死者の日)は、亡くなった大切な人を偲ぶメキシコの伝統を祝うカリフォルニア最大の祭典です。このフェスティバルは2つのイベントに分かれており、ディア・デ・ロス・ムエルトスは子供広場がある日中の家族向けのイベントで、ノーチェ・デ・ロス・ムエルトスは夜のイベント。両イベントとも、伝統的なオフレンダ(祭壇)、ライブ音楽、文化的パフォーマンス、美術展示、アステカ、伝統舞踊、美術工芸品販売、料理販売などが行われます。
 

マリアッチ・フェスティバル(11月)
今年で34年目を迎える Mariachi Festival & Fiesta Anual de Santa Cecilia(マリアッチ・フェスティバル&フィエスタ・アニュアル・デ・サンタ・セシリア)は、ボイルハイツのマリアッチ・プラザで行われる終日開催の無料イベント。毎年開催されるこのフェスティバルは、マリアッチ音楽、フォークロアアート、そして世代から世代へと受け継がれてきた遺産の文化交流の場です。マリアッチ・フェスティバルは通常、音楽と音楽家の守護聖人である聖セシリアの祭日である11月22日またはその近辺に開催されます。

 

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The CFP National Championship Trophy at SoFi Stadium
The CFP National Championship Trophy at SoFi Stadium | Photo: Los Angeles 2023

スポーツ

ロサンゼルスは、CFP全米選手権から全米オープン、CONCACAFゴールドカップ決勝、そして初のスーパーモトクロスワールドチャンピオンシップまで、チャンピオンシップ・スポーツイベントの開催で比類ない遺産を追加することになります。

ローズボウル・ゲーム – ローズボウル・スタジアム(1月2日)
The 109th Rose Bowl Game (第109回ローズボウルゲーム)は、1月2日(月)にローズボウル・スタジアムで開催されます。"The Granddaddy of Them All "では、Pac12チャンピオンのユタ・ユーテスとBig10のペンステート・ニタニーライオンズが登場します。両チームは今回が初対戦となります。
 

カレッジフットボールプレーオフ全米選手権 – SOFIスタジアム(1月9日)
第56回スーパーボウルの開催から1年弱、SoFiスタジアムCollege Football Playoff National Championship(カレッジフットボールプレーオフ全米選手権)が開催されます。この試合では、CFPの準決勝、ピーチボウル(1位ジョージア対4位オハイオ州立)とフィエスタボウル(2位ミシガン対3位TCU)の勝者が登場します。
 

USMNT - 国際親善試合(1月25日、28日)
The U.S. Men’s National Team(USメンズナショナルチーム)は、エクスポジションパークのLAFCのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムとカーソンのLAギャラクシーのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで国際親善試合を行います。この2試合は、2026年FIFAワールドカップまでの4年間のサイクルのキックオフとなります。

  • 米国 vs セルビア – バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム(1月25日)
  • 米国 vs コロンビア - ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク(1月28日)
2022 NASCAR Busch Light Clash at the LA Coliseum
NASCAR Busch Light Clash at the LA Coliseum | Photo: Meg Oliphant/Getty Images

NASCARブッシュライトクラッシュ - LA コロシアム (2月5日)
2022年の初戦の大成功に続き、NASCARはロサンゼルス・メモリアル・コロシアムに戻り、NASCAR75周年シーズンの最初のイベントとなる2023 Busch Light Clash(2023年ブッシュライトクラッシュ)を開催します。4回の予選ヒートと2回のラストチャンス予選を経て、メインイベントは23人のドライバーが1/4マイルのコースでチェッカーフラッグを獲得するために競い合います。
 

LAFC vs LA ギャラクシー – ローズボウル・スタジアム(2月25日)
LAFCは、この2023 season opener (2023年のシーズン開幕戦)で、都市対抗のライバルであるLAギャラクシーとMLSタイトルの防衛を開始します。両者の対戦は全コンペティションで17回目となり、歴代シリーズでは7勝4敗5分とギャラクシーがリードしています。
 

ロサンゼルス・マラソン(3月19日)
第38回大会のLos Angeles Marathon(ロサンゼルス・マラソン)は、今年も「スタジアム・トゥ・ザ・スターズ」コースを採用し、ダウンタウンのドジャースタジアムをスタートし、センチュリーシティのアベニュー・オブ・ザ・スターズをゴールとするコースとなります。

レッスルマニア- SOFIスタジアム(4月1-2日)
WrestleMania "Goes Hollywood"(レッスルマニア・ゴーズ・ハリウッド)は39回目を迎え、4月1日と2日の週末にSoFi スタジアムで開催されます。WWEユニバーサル・チャンピオンのロマン・レインズとザ・ロックの対決をはじめ、さまざまな対戦相手の噂が飛び交っています。

また、ダウンタウンLAのクリプト・ドットコム・アリーナでもイベントが開催される予定です。

  • フライデーナイト・スマックダウン/2023年WWE殿堂入りセレモニー(3月31日)
  • NXTスタンド&デリバー(4月1日)
  • マンデーナイト・ロウ (4月3日)
Muhammad Ali Experience
Photo: Muhammad Ali Experience

モハメド・アリ・エクスペリエンス - HHLA (2023年春)
2023年春HHLAにオープンするMuhammad Ali Experience(モハメド・アリ・エクスペリエンス)は、ゲストを「史上最強」の人物との没入型の旅にいざないます。リングに上がってアリと対決したり、未公開の記念品を見たり、スポーツの枠を超えて20世紀で最も重要な人物の一人となった伝説のボクサーのストーリーを学ぶことができます。
 

全米オープン - LAカントリークラブ(6月15日~18日)

歴史あるロサンゼルス・カントリークラブで開催される123rd U.S. Open (第123回全米オープン)は、ベン・ホーガンがホーガンズ・アレイと呼ばれるリビエラ・カントリークラブで4度優勝した内の最初のタイトルを獲得した1948年以来のロスでの大会開催となります。2023年の全米オープンは、有名なゴルフコース設計士ジョージ・C・トーマス・ジュニアがデザインし、ギル・ハンセが修復したロサンゼルス・カントリークラブのノースコースで開催される予定です。
 

CONCACAFゴールドカップ・ファイナル – SOFIスタジオアム(7月16日)
10年以上ぶりにロサンゼルスでCONCACAF Gold Cup Final(CONCACAFゴールドカップ決勝戦)が開催されます。ロサンゼルスでは、LAメモリアル・コロシアムで1991年、1996年、1998年、2000年の4回、2002年と2011年にはローズボウル・スタジアムで開催されており、今回で7回目の開催となります。北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)は、FIFAの6大陸連盟の一つで、北はカナダから南はギアナスに至るまで41の加盟協会にサービスを提供しています。

スーパーモトクロス・ワールドチャンピオンシップ - LA コロシアム(10月14日)
スーパークロス発祥の地として知られるロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで、スーパーモトクロススタジアムシリーズとプロモトクロスアウトドアレースからトップライダーが、両スポーツ史上最高額の1000万ドルの賞金をかけて競う、初の試みとなるSuperMotocross World Championship(スーパーモトクロスワールドチャンピオンシップ)を開催。
 

USC vs UCLA - LA コロシアム (11月)
USCトロージャンズとUCLAブルーインズのAnnual rivalry game(対抗試合)がローズボウル・スタジアムと交互で開催され、奇数年の今年はLAコロシアムが主催します。 USC-UCLA戦の勝者は、サザン・パシフィック鉄道の機関車に使われていた295ポンドの真鍮製ベルである「勝利の鐘」を手に入れることができます。現在は、2022年にUCLAを48-45で破ったUSCが現在トロフィーを所持しています。シリーズ全体ではUSCが50-33-7でリード。

 

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Pantone Color of the Year 2023 Viva Magenta
Viva Magenta is the Pantone Color of the Year 2023 | Photo: Pantone

パントン 2023年カラー・オブ・ザ・イヤー

パントンは、2023年のカラー・オブ・ザ・イヤーとして、Viva Magenta (ビバ・マゼンタ)を発表しました。PANTONE 18-1750として知られているビバ・マゼンタは、「私たちの精神を活性化し、内なる強さを築く手助けをしてくれます」と、パントンカラー・インスティチュートのエグゼクティブ・ディレクター、レアトリス・アイズマン氏は述べています。ビバ・マゼンタは、ロサンゼルスと同じように、「人生への活力と反骨精神を持った人なら誰でも歓迎する色。大胆で、ウィットに富み、すべての人を受け入れる色」と表現しています。

観光客も地元の人も、 unforgettable sunsets(思い出に残る夕日)から豪華な botanical gardens(植物園)、街のbest wine shops(最高のワインショップ)まで、ロサンゼルスの至る所でこの「勇敢で大胆不敵な」色を見つけることができます。

 

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