LAのボーリング場

Highland Park Bowl bowling lanes and pins
Photo: Wonho Frank Lee, Highland Park Bowl, Facebook

The Big Lebowski(ビッグ・リボウスキ)のロケ地であるボウリング場「ハリウッド・スター・レーンズ」は、2002年に閉鎖され、その1年後に取り壊されてしまいましたが、ジェフ・ブリッジスを讃えるアイコニックなボウリング場は他にもたくさんあります。デュードの日(毎年3月6日)、ナショナル・ボウリング・デー(8月の第2土曜日)など、1年中楽しめるL.A.のボウリング場をご紹介します。

Lucky Strike Hollywood sign
Lucky Strike Hollywood | Instagram by @lcamacho

ラッキー・ストライク・ハリウッド

2003年4月Lucky Strike(ラッキー・ストライク)は、ハリウッド&ハイランド(現オベーション・ハリウッド)に初の高級ボウリング場をオープンし、その後、L.A.LIVEなど全国各地に店舗を拡大しています。 12レーンを備え、革張りのソファ、個室、セミプライベート・スイート、無料WiFi、フルバー、ハイビジョンテレビを完備しています。ビッグ・リボウスキは、ラッキー・ストライク・ハリウッドのDNAを受け継いでおり、チェーン店全体を通して「ハリウッド」の看板はハリウッド・スター・レーンズのオリジナルで、他の店舗でも再現されています。バーはハリウッド・スター・レーンズの7番レーンを再利用しています。

隣のレーンでは誰がボウリングをしているか分かりませんよ。セレブのスコアをチェックできるかも!もしくは、ライブ演奏!?シェールは最終ツアーのアフターパーティーにこの会場を予約したという話や、デヴィッド・リー・ロスのサプライズ・ショーはラッキーストライクで初の(そして唯一の)貸切、アリシア・キーズは2020年にハリウッドのレーンからワールドツアーを行うことを発表しました。

George Esquivel Bowling Shoes at The Spare Room
George Esquivel Bowling Shoes | Photo: The Spare Room, Facebook
Punch Bowl at The Spare Room
Photo: The Spare Room, Facebook

ザ・スペア・ルーム - ハリウッド・ルーズベルト・ホテル

ハリウッド・ルーズベルト・ホテルの中2階にあるThe Spare Room(スペア・ルーム)のヴィンテージ・ゲーミング・パーラーではボウリングができるんです。1940年代のテキサス産のカエデと松の木のレーンが2本あるだけという、ここでしか体験できないボーリングができます。係員が黒板でスコアをつけます。そして、変なピエロみたいなレンタルシューズを借りる必要はありません。地元デザイナージョージ・エスキヴェルが作った、ここにしかないオーダーメイドの美しい靴をレンタルしましょう。

さらに、この美しいラウンジでは、ボーリング以外にもたくさんお楽しみがあります。友達とクルミの素材のコネクト4で遊んだり、ジェンガやモノポリーもあります。ドリンクメニューも充実しており、クラフトカクテルやパンチボウルもあります。お土産には、エスキベルの靴一足700ドルはいかがでしょう?もしくは、秘密のフォトブース5ドルで写真を撮ることもできます。

Highland Park Bowl
Highland Park Bowl | Photo: Wonho Frank Lee

ハイランドパーク・ボウル

L.A.最古のボウリング場、HighLand Park Bowl(ハイランド・パーク・ボウル)は、1933グループに修復されました。1927年にオープンしたハイランド・パーク・ボウルは、ヒューゴから飛び出してきたようなオリジナルのピン・メカニズムを備えており、ヴィンテージ8レーン以上。厨房では、サンマルツァーノ産トマトを使った本格的なナポリ風ピザ(グルテンフリーの生地は+3ドルで購入可能)など、本格的な料理を提供しています。ティトズ・ウォッカ、自家製シビル・コーヒー・リキュール、ホルチャータ・クリーム、シナモン・ティンクチャーを使った「The Dude Abides」など、バラエティ豊かなカクテルがあり、ホワイト・ロシア風のスラッシーはカロリーが気になりますが、その価値はありです。DJ、バーレスク、サンデーナイトのカラオケなど、盛りだくさんのスケジュールです。

The Dude by Invader at Shatto 39 Lanes in Koreatown
The Dude has seen better days at Shatto 39 Lanes | Photo: @jimmy_gimme_jimmy, Instagram

シャトー39レーンズ

1954年オープンして以来、ほぼ当時のままの姿をしているShatto 39 Lanes(シャトー39レーンズ)。階段を上るとまるでタイムスリップしたようで、近代的でハイテクではないですが、お財布にやさしくレトロなボウリングが体験できます。

恐らく、ロサンゼルスのどのボウリング場よりも「ビッグ・リボウスキ」のハリウッド・スター・レーンズを連想させます。2018年にフランスのストリート・アーティスト、インベーダーが、グーギー風の建物の外壁に「His Dudeness」を設置しました。残念なことに、モザイク画は壊されてしまいましたが、デュードはサングラス、VネックTシャツ、バスローブ姿で、今も健在です。

XLanes in Little Tokyo
Photo: XLanes, Facebook

エクスレーンズ

リトル東京にあるXLanes(エクス・レーンズ)には、最新のLEDレーン30台(VIPルーム3台を含む)、競技用ビリヤードテーブル4台、バーチャルダーツ、カラオケ、ビンテージ&モダンなアーケードゲーム80台など、誰もが楽しめる設備が整っています。注:木曜~日曜の午後7時以降は21歳以上。金曜〜土曜の午後6時から閉店まではドレスコードあり。

Bowlero Los Angeles Bowling Lanes
Photo: Dana Hursey, Bowlero Los Angeles, Facebook

ボウレロ・ロサンゼルス

Bowlero Los Angeles (ボウレロ・ロサンゼルス)で話題の6ポンド(約2.6kg)のビヒモス・バーガーを制覇するには、仲間を集めてチャレンジ。また、この、ビッグなバーガーのドリンクには、金魚鉢のようなグラスで提供される123オンスのフルーティーなダンク・タンクが仲間でシェアできておすすめです。 32レーン全てにブラックライト、ふかふかのラウンジシート、巨大なHDビデオウォールがあり、スポーツ中継やミュージックビデオからクラシックなファミリー映画まで楽しめます。また、午後9時からボウリングし放題のマンデー・メイヘムや、毎週水曜のアーケードゲーム終日半額など、スペシャルデーもあります。ファースト・レスポンダー(緊急対応要員)は、いつでも無料でボウリングを楽しめます。注:金曜日と土曜日の午後9時以降は21歳以上のみ。

Pinz Bowling Center mural
Photo: Pinz Bowling Center, Facebook

ピンズ・ボウリング・センター

1958年にオープンしたPINZ Bowling Center(ピンズ・ボウリング・センター)は、地元で愛され続けているボウリング場。派手さはありませんが、最近では全32レーンをアップグレードするなど、長年にわたり改良を重ねてきました。

ピンズは何十年もの間セレブが集まる場所でもあります。昔はジェームス・ディーンやウィリアム・ホールデン、最近ではコービー・ブライアント、シャック(シャキール・オニール)、ジェイミー・フォックス、ヒラリー・ダフと子供たちが遊びに来ています。また、アデル、ドレイク、ジャスティン・ビーバー、ジャスティン・ティンバーレイク、スヌープ・ドッグ、トラヴィス・バーカーなどのミュージック・アイコンも目撃されています。

店内にあるキッチン+バーはミッドセンチュリースタイルの空間で、シェアプレート、ボリュームのあるメイン料理、ピザ、そして2~6人前のベーコン入りチョコレートフォンデュ、フレッシュフルーツ、クラッシュ・キャンディーバー、グラハムクラッカー、レディフィンガー、マシュマロなどのチートデイの前菜など、豊富なメニューを取り揃えています。ベヴズ・フェイバリット・ミートボール・サブは、ピンズのフェイバリット・ボウラー、ベヴァリーにちなんで名づけられたもので、彼女はこのサンドイッチがアベレージ287の助けになっていると公言しています。

メルトダウン・アイスクリーム・パーラーでは、クッキー・モンスター・ブルース(クッキー・モンスター・アイスクリームとカップケーキ)やオレオ・オーバーロード(バニラ・アイスクリームとオレオ・クッキー)などのシェイクを味わうこともできます。新しいアニマル・バーでは、毎週水曜日の夜9:30から0:30まで、生バンドのカラオケが楽しめます。

Bowling at Montrose Bowl
Montrose Bowl | Photo: @srawr, Instagram

モントローズ・ボウル

1936年にオープンしたMontrose Bowl (モントローズ・ボウル)は、現在は一般開放されたボウリング場ではなく、8つのヴィンテージ・ボウリングレーンと1950年代風の内装で、プライベートパーティーや企業イベントに利用できるほか、映画やテレビ、写真撮影などのレトロなロケ地としても利用されています。このスローバックなデザインは、1990年代にPleasantville(カラー・オブ・ハート)がここで撮影を行うためにモントローズの内装を改装したため。現オーナーのボブ・バーガーは、状況によっては一般開放しているので、Instagram をフォローして、営業日や営業時間の最新情報を確認してください。