LAでハイキングを楽しむためのプレイリスト

トレッキングが楽しくなるスペシャル・ミックス


太陽が燦々と降り注ぎ、ヘルシー志向に強いこだわりを持つこの大都市には、常に無数のトレイルが存在します。グリフィス・パークは、約17.5㎢の広大な敷地に80km以上の細道が張り巡らされた、アメリカ最大級の市立都市公園。最近、これらの遊歩道はかつてないほど混雑しているように感じますが、これは間違いなく映画「ラ・ラ・ランド」の成功によるもので、「理由なき反抗」以来、おそらくどの映画よりもグリフィス・パークが目立ち、愛情をこめてフィーチャーされているでしょう。

グリフィス・パーク以外にも、ロサンゼルスには自然と触れ合う機会が豊富にあります。これからご紹介するのは、ロサンゼルスの素晴らしいハイキングコース10のリストです。よく聞くのもあれば、おそらく初めてのものもあるでしょう。

トレイルに行くためには車が必要ですが、その後は、当然ながらBGMが必要ですね。 そこで、それぞれのトレイルに最適なハイキングをより楽しむための、LAを主にしたプレイリストを作成しました。ハイキングにちなんだ歌詞やタイトルがプレイリストに散りばめられているので、お見逃しなく。

Spotifyを立ち上げて、イヤホンでプレイリストを楽しんで。ここではBluetoothスピーカーで聴くのは控えましょう。

Downtown L.A. view from Elysian Park
Downtown L.A. view from Elysian Park  |  Photo: Yuri Hasegawa

エリシアン・パーク - カリ・ヒップホップ・レジェンド・ミックス

Elysian Park (エリシアン・パーク)(通称「ドジャースタジアムのある場所」)は、ロサンゼルスで2番目に大きな公園。緑豊かな600エーカーの広大なこの公園は、エリシアンの言葉の定義通り、天国や楽園に関連する自然な静けさ、そして都会のエッジがよく調和されています。仕事前後に活力を求めるダウンタウンの人々には、短時間で行ける絶好のトレッキングコースとなっています。チャイナタウンに近い東側からがおすすめ。ゴールデンステート・フリーウェイの上を横切るトレイルからは、イーグルロックやハイランドパークを見渡すことができます。巨大なワニの形をした不気味な岩も見つけられるでしょう。(効果を高めるためにアートが施されています)。公園を巡る途中、ロサンゼルスのダウンタウンとドジャースタジアムの象徴的な景色を楽しみましょう。このオールL Aミックスは、ロサンゼルスの過去と現在のヒップホップを最高のラインナップで盛り上げています。G-thing以外の何ものでもないさ、ベイビー。(Dr. Dreのnothin’ but a “G” thangを捩って)

  • LAアーティスト: ラン・ザ・ジュエルズ、アイス・キューブ、スクールボーイQ
  • キートラック: N.W.A. “If It Ain’t Ruff”
  • Spotifyプレイリスト: Elysian Park

"The Batcave" at Bronson Canyon   |  Photo: Yuri Hasegawa
"The Batcave" at Bronson Canyon  |  Photo: Yuri Hasegawa

ブロンソン・キャニオン - ハリウッド・ハイキング・ミックス

グリフィス・パークにある数多くのトレイルの中で、Bronson Canyon (ブロンソン・キャニオン)は間違いなく最高のトレイルでしょう。駐車場から東に歩いて行くと、1960年代のアダム・ウェスト主演のバットマンTVシリーズに出てくるバットケイブが見えてきます。この洞窟の周囲にある2つの急勾配のトレイルのどちらかを登ってハリウッド山の頂上まで行く途中、美しい角度でハリウッド・サインを見ることができます。(より近くで見たい場合は、電波塔のあるマウント・リーの頂上に向けて西へ)。下山途中には、で映画「ラ・ラ・ランド」で「A Lovely Night」を歌いダンスをしたファイヤーロードがあります。このプレイリストは、伝説的なものから新しいものまで、ハリウッド・ロックの人気曲を多く取り上げています。この道を歩けば、これらのミュージシャンに出会えるかも知れませんよ。

  • LAアーティスト:ジェニー・ルイス、チャイルディッシュ・ガンビーノ、ベック、X 
  • キートラック:ゴーゴーズの "This Town" Spotify
  • プレイリスト:Bronson Canyon

Runyon Canyon   |  Photo: Yuri Hasegawa
Runyon Canyon  |  Photo: Yuri Hasegawa

ラニヨン・キャニオン - ポップ・ベーシック・ミックス

素晴らしい景観のハイキングコースは数多くありますが、 Runyon Canyon(ラニヨン・キャニオン)ではまさにそのハイキングの光景自体が風景となっています。ハリウッドやウェストハリウッドから近いこともあり、地元の人々にも旅行者にも人気のトレイルで、日の出から日没まで多くの「魅力的な人々」が道を行き交っています。唯一足りないものは、ゲートの赤いベルベットのロープとあなたがリストに載っているかをチェックするドアマンくらい。トレイルヘッドで駐車場を見つけるのは大変なので、できればLyft(リフト)や自転車で行くことをおすすめします。 この公園では、特にインスピレーション・ポイントやインディアン・ロックを登れば、最高の有酸素運動になるはず。アフターパーティーのシーンにぴったりの最新ポップ・ミックスで、「見る」「見られる」気分に浸りましょう。もちろんドレスコードはありません!

  • LAアーティスト: Big Data、ラナ・デル・レイ、ディプロ 
  • キートラック:  Børns "Electric Love" 
  • Spotifyプレイリスト: Runyon Canyon

Sturtevant Falls in Arcadia
Sturtevant Falls | Photo: @andraya_eileen, Instagram

スターテバント・フォールズ - スージング・アンビエント・エクスプローラー・ミックス

シエラ・マドレから数マイル上ったところにあるこの緩やかなトレイルは、エンジェルス国有林のChantry Flat (チャントリー・フラット)からロバーツ・キャンプ(古いリゾートキャビンのクラシックなコレクション)を通って下り、高さ約15mのスターテバント・フォールズと池でクライマックスを迎えます。頂上まで登り返し、眼下に広がるサンガブリエル・バレーのパノラマビューを堪能しましょう。週末は駐車が難しい場合があるので、パーキング・パスがあると便利です。パーキング・パスは、チャントリー・フラッツのネイチャー・センターか麓のREIストアで購入できます。このアンビエント・ミックスは、森の散歩に心地よいサウンドトラックです。

LAアーティスト: アルバム・リーフ、アレッサンドロ・コルティーニ 

キートラック: カーボン・ベイスド・ライフ・フォームズ "Interloper" 

Spotifyプレイリスト: Sturtevant Falls

Fryman Canyon Hike
Fryman Canyon  |  Photo: Joshua Lurie

フライマン・キャニオン - カリフォルニア・ソウル・ミックス

アクセスの良さでは、Fryman Canyon (フライマン・キャニオン)のトレイルに勝るものはないでしょう。ウェスト・ハリウッド、サンフェルナンド・バレー、ハリウッドからフリーウェイ101号線を利用すれば、気軽に散歩を楽しむことも、急な坂道を登ることもできます。4.8kmの周回コース沿いには、素晴らしい景色が広がっています。この広いトレイルではいつも多くの人がハイキングを楽しんでいますが、混雑を感じることはありません。駐車場は、下の谷、または頂上のツリーピープルのパーキングを利用できます。太陽の光が降り注ぐこの公園では、アップビートなソウル・クラシックのミックスが楽しめるでしょう。さすがに高い山はありません。

  • LAアーティスト: スティービー・ワンダー、チャカ・カーン 
  • キートラック: マリーナ・ショウ "カリフォルニア・ソウル" 
  • spotifyプレイリスト: Fryman Canyon

Wooden chair and view from Stough Canyon Park
View from Stough Canyon | Photo: @ajmatalon, Instagram

スタウ・キャニオン - クランチー・グラノーラ・ミックス

賑やかなバーバンク・メディア・センター地区の上にある Stough Canyon(スタウ・キャニオン)は、バーダゴ山地に向かって伸び、眼下にはダウンタウンLAやモントローズ、そしてその先の街並みが見渡せます。稜線沿いには、心地の良い木製の椅子やウインド・チャイムが置かれた休憩所があり、軽食をとったり本を読んだりするのに最適です。このクランチー・グラノーラのセットは、髪を下ろしてのびのびするのにちょうどいいサウンドです。

  • LAアーティスト: ライアン・アダムス、ジェスカ・フープ、ジョン・メイヤー、アリエル・ピンク 
  • キートラック: バスケリー "クルーエル・コンパニオン" 
  • Spotifyプレイリスト:Stough Canyon

Kenneth Hahn State Recreation Area at sunset
Sunset view, looking north from Kenneth Hahn State Recreation Area | Photo: Andrew Hall, Flickr

ケネス・ハーン州立レクリエーション・エリア - パシフィック・ジャズなど

多くのアンジェリーノ(LAっ子)にとって、ボールドウィン・ヒルズにある宝石のようなこの場所は、ロサンゼルス国際空港への行き帰りに通り過ぎる緑の霞に過ぎないでしょう。ちょっとスピードを落として、見てみてください。Kenneth Hahn State Recreation Area(ケネス・ハーン州立レクリエーション・エリア)は、ダウンタウンLA、その向こうのサンガブリエル・マウンテンズ、西の海岸とカタリナなど、ロサンゼルス盆地全域のまばゆい景色を見渡すことができ、整備された遊歩道が4.8km続く広くてゴージャスな公園です。このハイキングは特に難しいものではないので、パシフィック・ジャズの名曲やその他のプレイリストを聴きながら楽しみましょう。

  • LAアーティスト: カマシ・ワシントン、チェット・ベイカー、チコ・ハミルトン 
  • キートラック: ジェリー・マリガン "ウォーキン・シューズ" 
  • Spotifyプレイリスト:Kenneth Hahn

Primary image for Malibu Creek State Park

マリブ・クリーク州立公園 - スペースアウト・ネオソウル・ミックス

ダウンタウンLAからわずか40kmしか離れていないのに、Malibu Creek State Park(マリブクリーク州立公園)の美しい岩の形成と素晴らしい眺望は、文明から遠く離れた場所にいるような気分にさせてくれます。 長年にわたりロケ地としてしても知られるこの公園では、M*A*S*H や猿の惑星などの作品が撮影されました。24km続くトレイルと小川のせせらぎは、心豊かな体験をもたらせてくれるでしょう。このネオ・ソウルのプレイリストは、散歩にぴったりのゆったりとしたサウンドと、歩みを進ませるエネルギーがミックスされています。

  • LAアーティスト: フライング・ロータス、アンダーソン・パーク、モーゼス・サムニー、ティナーシェ 
  • キートラック: フランク・オーシャン "Pink + White" 
  • Spotifyプレイリスト:Malibu Canyon

Primary image for Temescal Gateway Park

テメスカル・キャニオン・ループ - LAクラシック・ロック・ミックス

美しい海と渓谷の景色を眺めながら登るTemescal Canyon(テメスカル・キャニオン)は、ウエストサイダーや市外から訪れる人にとって美しい太平洋の景色を眺めることができる素晴らしいハイキングコース。4kmのシンプルなループですが、脇道を通れば6.4kmになり、その大部分は木々で覆われているので暑い日でも快適です。週末には混雑するトレイルなので、駐車場は早めに確保してください。70年代のヒット曲が多く盛り込まれた南カリフォルニアのクラシックロックの陽差しいっぱいのこのリストは、気分を高揚させてくれるでしょう。We may never pass this way again!(この道は一度だけ:シールズ&クロフツの曲)

  • LAアーティスト: フリートウッド・マック、ドゥービー・ブラザーズ、ランディ・ニューマン 
  • キートラック: キャス・エリオット "Make Your Own Kind of Music" 
  • Spotifyプレイリスト: テメスカル・キャニオン

Spotify Playlist: Temescal Canyon

View from Devil's Punchbowl Natural Area
View from Devil's Punchbowl | Photo: @alsadventuresss, Instagram

デビルズ・パンチボール・ナチュラル・エリア - ダーク・シネマティック・ミックス

パーブロッサムにあるDevil's Punchbowl (デビルズ・パンチボール)へはダウンタウンLAから1時間以上かかりますが、その時間とガソリン代以上の価値があります。パンチボール自体、その名の由来となった地質学的特徴を誇っており、巨大な岩の大釜のような地形が、上下する小道で囲まれています。デビルズ・チェアまで行くと、ランカスターやエドワーズ空軍基地、そしてはるか彼方にはデスバレーの壮大な景色を眺めることができます。ここはまるで世界の果てかのような不気味な雰囲気が漂っていて、それがデビル(悪魔)と呼ばれているのかもしれません。あるいは、この公園が実際サンアンドレアス断層の上に位置しているという事実のせいかも知れません。このダークでラブリーなシネマティック・ミックスは、そのすべてを演出しています。

  • LAアーティスト: ザ・ドアーズ, ラブ, チェルシー・ウルフ, フライング・ロータス 
  • キートラック: シャロン・ヴァン・エッテン "The End of the World" 
  • Spotifyプレイリスト:Devil's Punchbowl