こだわり感じるLAの人気コーヒー専門店

Interior of Hilltop Coffee + Kitchen in Inglewood
Hilltop Coffee + Kitchen in Inglewood | Photo: Ed Rudolph

ロサンゼルスのスペシャルティ・コーヒー店は、単にカフェインを補給する場所というだけでなく、街の多様性を反映し、地域に欠かせない文化の拠点となっています。隠れ家的名店やおしゃれな空間など、こだわり感じるLAの人気コーヒー専門店を20店以上ご紹介します。

Aquarela Coffee in Downtown LA
Aquarela Coffee | Photo: @aquarelacoffee, Instagram
Aquarela Coffee at TheCalEdison
Aquarela at TheCalEdison | Photo: @risingrealtypartners, Instagram

アクアレラ

2018年9月、アレックス・エリスク・キップリングは、チャイナタウンの端にブラジル製コーヒーバー「SPLA Coffee」をオープンしました。その後、2021年2月にオタビオ・シーをパートナーに迎え、SPLAをAQUARELA(ポルトガル語で「水彩画」)として再ブランド化。サンパウロの街並みにインスピレーションを受け、ホワイトグレーのコンクリートとタイルの内装はそのままに、外観は鮮やかなグリーンとピンクになりました。

こだわりのメニューは、粗糖で抽出したダブルエスプレッソの「カフェジーニョ」と、アイスコーヒー、バナナ、ココナッツ、練乳をブレンドしたブラジルの人気カクテル「バティーダ」。また、ペストリーやポン・デ・ケイジョ(ブラジルのチーズパン)などの焼菓子も用意しています。

ロサンゼルスでマイクロローストされたアクアレラの農園直送ブラジルコーヒーには、ベストセラーのSe Chama "Fruit Bomb "があり、グミベア、ロゼ、プラム砂糖漬けといった魅力的なテイスティングノートが付いています。アネロビックシリーズは現在、レッドブルボン、SL28、イエローカツアイの3品種を展開。各袋に添付されるポストカードには、生産者の写真と情報が記載されています。

Collage Coffee in Highland Park
Photo: Collage Coffee

コラージュ・コーヒー

2017年、Phill Kim、Eric Pfleeger、Kevin Hockinは、友人同士でCollage Coffeeをオープン。モッズ・ハイランド・パークのスポットは、コーヒーはもちろん店内外のカラフルなタイルも必見です。ハンドメイドのタイルは、ブルックリンを拠点に活動するアート・コラボレーション、Faileによるもの。店内で注文し、横の窓口で受け取ります。席は素朴なパティオのテーブル数席と、正面の木の下のベンチのみ。

コーヒー豆は、ベンチュラにあるProspect Coffee Roastersから仕入れています。タンブラーやマグカップは、ウェブサイトで数量限定で販売。コーヒーメニューは、通常のコーヒーに加え、リッチなコールドブリューが用意されている他、CollageではStraus Family Organic MilkとThe Captain's Daughters Teaも扱っています。

Porsche 911 parked at Full Service Coffee Co.
Full Service Coffee Co. | Photo: @1983_911sc, Instagram

フルサービスコーヒー

1940年代のテキサコ・ガススタンドをリノベーションし2018年9月にオープンしたFULL SERVICE CO.。ビバリーとホバートの角に車を止め、オーガニックのコーヒーメニューから注文し(すべてのドリンクはデフォルトでオートミルクを使用)、バリスタがテイクアウト用の注文を持ってくるのを待つか、屋外テーブルで待ちましょう。スパニッシュ・ラテ(エスプレッソ、シナモン、ココナッツ・コンデンスミルク、ヘンプミルク)、チャガチーノ(エスプレッソ、チャーガブレンド、オートミルク)は朝の通勤時の栄養補給にぴったり。

G&B Coffee at Grand Central Market
G&B Coffee at Grand Central Market | Photo: GGET
Go Get Em Tiger at ROW DTLA
Go Get Em Tiger at ROW DTLA | Photo: GGET

ゴーゲット・エム・タイガー+G&Bコーヒー

2012年にKyle GlanvilleとCharles Babinskiによって設立されたGO GET EM TIGERは、LAで最も高く評価されているスペシャルティコーヒーチェーンの一つです。受賞歴のある2人は、2013年5月、1号店となるG&B COFFEEをグランド・セントラル・マーケットにオープンしました。カクテルバースタイルの革新的なサービスは、数多くのサードウェーブコーヒーショップに影響を与え、G&BはGGETの新しいアイデアの場となり続けています。

G&Bコーヒーのオープンから1ヵ月後、GlanvilleとBabinskiはLarchmont Villageにゴーゲット・エム・タイガーをオープン。フルキッチンで通常の焼菓子以外のフードメニューも充実させました。GGETはその後、Los Feliz、Highland Park、ROW DTLA、The Music Center、Culver City、West Hollywood、Santa Monicaに出店しています。

G&B CoffeeでもGo Get Em Tigerでも「ビジネス&プレジャー」(エスプレッソ、ホッピー、自家製アーモンド・マカダミアナッツのミルク・ラテ)をぜひご注文ください。

Interior of Hilltop Coffee + Kitchen in Inglewood
Hilltop Coffee + Kitchen in Inglewood | Photo: Ed Rudolph

ヒルトップ・コーヒー・アンド・キッチン

LA出身のAjay RelanとYonnie Hagosが設立したHILLTOP COFFEE + KITCHENは、Issa Rae (Insecure) と元NFL選手のSpencer Paysinger (All American)がパートナーとして名を連ねています。ヒルトップのフラッグシップ店は、以前Sweetie Piesが入っていたスペースにあり、スティービー・ワンダーが所有するKJLH 102.3 FMラジオ局の向かいに位置しています。

ホットドリップのSlauson House BlendやLavender Latte(ダブルエスプレッソ、自家製ラベンダーシロップ、お好みのミルク)などの人気メニューに加え、季節限定メニューとして、Sweet Potato Latte(ダブルショットエスプレッソ、自家製スイートポテトソース、お好みのミルク、パンプキンスパイスをトッピング)などがあります。

フードメニューは、ヒルトップ ドロップトップ(アーモンドバター、アボカドまたはスモークサーモン トースト)、ハンドヘルド(コーヒー煮ショートリブ グリルチーズは必食)、ボウルはポーチドエッグ、クリーミー グリッツ、煮込みコラードグリーン、焦がしコーンのボリューム満点のソウルボウルなどとても充実しています。

Hot and Cool Cafe in Leimert Park
Photo: Hot and Cool Cafe, Facebook

ホット&クール・カフェ

トニー・ジョリーとティナ・アミンは、黒人を中心とした芸術と文化、植物由来の食品、雇用機会やトレーニングを、状況に関係なく提供することを使命として、ライマートパークにHOT & COOL CAFEをオープン。LA郡認定の社会的企業であるHot & Coolは、シニアミール・プログラムやLos Angeles Community Fridgesとの提携を通じて、食の不公平に取り組んでいます。2021年1月、トニーとティナは2店舗目となるHot & Cool Northをバレーにあるヴァート・アパートメントにオープンしました。

クローブとクランベリーのアンダートーンがたっぷりで、70%のダークチョコレートで仕上げたハウスブラックシュガーブレンド(Tiqoor Siquar)は、エチオピアの高地にある女性経営の農場で作られたものです。ブルーベリーとラズベリーを使った季節限定のコールドブリュー「ザ・ビー・クール」。毎週水曜日の午後8時30分からは、ホット&クールで「ワンダー・イヤーズ」の観賞会を開催し、無料で「ザ・ビー・クール」とブルーベリーマフィンを提供しています。ビーガンバーメニューには、カリフラワーウィング、スライダー、ナチョスプリーム、ソウルボウル(植物性のバーベキューチキン、ビーガンマック&チーズ、ガーリックコラードグリーン、バスマティライスの上にのっています)などがあります。

Kindness & Mischief Coffee in Highland Park
Photo: Kindness & Mischief Coffee

カインドネス・アンド・ミスチーフ

KINDNESS & MISCHIEFの資金源となったKickstarterで、オーナーのMonique "Mo" Maravillaは「人間が主役、品質にこだわり、コミュニティを中心としたスペシャルティコーヒーショップ」をイメージしています。ハイランドパークにあるK&Mはすぐに見つかるでしょう。真っ赤なドアの上にある目を引くターコイズブルーの外観を探してみてください。2階建ての店内には、ヘリンボーンのバー、リーフ&スパインのポップアップ植物、そして「いたずら図書館」(ご自由にお読みください)があります。

エスプレッソベースのドリンクには、季節限定のものや「The Mischief」(自家製ビーガンチョコレートガナッシュ、カイエンヌ、お好みのミルクで作るシグネチャーラテ)などがあります。コーヒーには、Rose Park Roasters、Onyx Coffee Lab、Hi-Top Coffeeなどがあります。焼菓子は、K&Mのバリスタ、ドミニク・ヴィラヌエヴァによるフィリピン・トリートや、ザ・カフェインド・キッチンによるヴィーガン・ドーナツなどがあります。ベジタリアンのためのブレックファースト・ブリトーはAll Good Thingsの製品で、毎日、売り切れるまで販売されます。

また、コーヒーや焼菓子を購入して、地域の医療従事者に届ける「フューエル・ザ・フロントライナーズ」プログラムを継続して行っています。

Interior of Liberation Coffee House in Hollywood
Photo: Liberation Coffee House

リベレーションコーヒーハウス

ロサンゼルスLGBTセンターのフラッグシップ校であるAnita May Rosenstein CampusにあるLIBERATION COFFEE HOUSEは、センターの調理師プログラムの卒業生が運営する、カフェ兼コミュニティスペースです。この3ヶ月のプログラムでは、LGBTQの若者やシニアがレストランや接客業に就職できるよう、センターで訓練を受けています。

カフェの名前は、1971年にセンター(当時はゲイ・コミュニティ・サービス・センター)が初めて開設した "Liberation House” にちなんでいます。この家は、ホームレスのLGBTQの若者や大人に1日1.5ドルで部屋と食事を提供していました。空間全体に展示された多数のモノクロの歴史的な写真には、1971年のリベレーション・ハウスの写真も飾られています。

LAを拠点とするORAが設計し、2020年のAIA|LA Interior Architecture Citation Awardを受賞したインテリアは、キース・ヘリングのアートからインスピレーションを得ており、プライド・フラッグのレインボーカラーを思わせるパレットが使用されています。

リベレーションでは、ドリップコーヒーに「ストリートレベル」ブレンド、エスプレッソに「ブエナビスタ」ダークローストという「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ」を採用。抹茶ラテは鹿児島産のオーガニックな利休茶を使用しています。焼菓子は地元のBakers Kneadedが担当し、ブレックファスト・ブリトー、サンドイッチ、ラップ、サラダ、フラットブレッドなどのアイテムはCulinary Artsの卒業生が調理しています。カフェの収益は、センターのプログラムやサービスに再投資されます。

Coffee and toasts at Little Ripper Coffee in Glassell Park
Photo: Little Ripper Coffee

リトル・リッパー・コーヒー

グラッセル・パークにある居心地の良いカフェ"LITTLE RIPPER COFFEE"は、ご近所さんの集いの場。2017年秋にシドニー出身のレックス・ロバーツと妻のロリーナ・ジュラドがオープンしたとき、まさに考えていたことです。ミニマルなインテリアはちょっとしたサーフサイドの雰囲気を醸し出し、外観は正面の席、サイドパティオにテーブルが2つ、そして木の周りを囲むように木製のベンチが置かれています。

コーヒーはラ・コロンベの豆を使用。ダブルショットのエスプレッソと自家製アーモンドミルクに、ラベンダー、ターメリック、チコリから好きなものを入れて作る、シグネチャーのリトルリッパーは必飲です。

ブレッキーには、スマッシュアボ(アボカドトースト)、ゴールディロックス、アーモンドバター、ベリー類、ピスタチオ、ココナッツ、フラックスシード、チアシードをのせたベリー・セクシー・トーストなどがあり、蜂蜜とミントの小枝をトッピングしてお召し上がりください。ジャッフル(オーストラリアの焼きチーズ)には、クラシック(チェダーチーズとトマト)、ローデッド(チェダーチーズ、プロシュート、アボカド、ホットソース)、ビーガン向けには、スライスバナナとヌテラの入ったナッティナナがあります。

Maru Coffee in the Arts District
Maru Coffee in the Arts District | Photo: @desertedinurban, Instagram

マル・コーヒー

2016年9月にオープンしたMARU COFFEEの本店は、いつも地元の人たちで行列です。店名は韓国語で「山頂」を意味するSan Ma Ruに由来。2018年春、共同創業者のジェイコブ・パークとジュンモ・キムは、現在彼らがコーヒーを焙煎しているアーツディストリクトに、さらに大きな2号店をオープン。どちらの店舗もミニマルなデザインで、落ち着いたクリーム色で統一され、芸術的な美しさを醸し出しています。

常連客は、アイス・アメリカーノにバニラ風味の濃厚なクリームをトッピングした「クリームトップ」がお気に入り。その他、オレンジスライスを添えた「エスプレッソトニック」や、京都の一保堂の抹茶を使った「抹茶ラテ」も人気です。

Matte Black Coffee in WeHo
Matte Black Coffee on Sunset Blvd | Instagram: @matteblackcoffee

マット・ブラック・コーヒー

モノクロのロイ・リキテンシュタインの絵の中に入りたいと思ったことがあるなら、MATTE BLACK COFFEEがおすすめ。印象的なインテリア、コーヒーバッグ、缶、商品には、カリフォルニア在住のビジュアルアーティスト兼デザイナーである共同経営者ジョシュア・ヴィデスのモノクロームのアートワークが施されています。グアテマラ系アメリカ人一世のVides氏は、最近、Disney x UNIQLOコラボの発売を記念し、お店でMonochrome Mickey Mouseのポップアップイベントを開催しました。

マットブラックは、キャラメル、ダークチョコレートミント、フレンチトースト、ホワイトチョコレートラベンダー、ブルーベリーパンケーキなど、ラテオプションを含むコールドブリューを専門に扱っています。パートナーのジェームス・マローンは、Roast誌の2020年ロースター・オブ・ザ・イヤーに選ばれたMostra Coffeeの豆を使用しています。

Mystyx Kafe in East LA
Mystyx Kafe | Photo: @pax6437, Instagram

ミスティックス・カフェ

ジュリアン・アンギアノ(別名ジュリアン・"フィルス")とソル・カスティーヨの二人が考案したMYSTYX KAFEは、イーストLAのにぎやかなセザール・チャベス通りで、ゴスな雰囲気のコーヒーを提供しています。ミスティックスの空飛ぶ魔女のロゴが描かれた木製のカートには、ブラックマジック(「黒いアラビカの女神」)、ホワイトマジック(「罪とシェイクした」ホルチャータ)、キャラメルとモカが壁に描かれたノクターナルラテなど、テーマに沿ったメニューが提供されています。

ミスティックス・カフェは現在、Superior Grocersの前で移動販売しています。最新情報はインスタグラムで@mystyxcafeをフォローしてください。

Prince as Snape at Nimbus Coffee in Downtown LA
Prince as Snape at Nimbus Coffee | Photo: @joinicolephotography, Instagram

ニンバス・コーヒー

ショーン・ファーラーと娘のエビアナによって2019年6月にオープンしたNIMBUS COFFEEは、ハリー・ポッターファンにはたまらないお店です。ハリーのほうきにちなんで名付けられたニンバスコーヒーは、プリンスがセブルス・スネイプ(半純血のプリンス)、モーガン・フリーマンがダンブルドアなど、アフリカ系アメリカ人を魔法使いに見立てたアートワークがテーマの内装が特徴的です。メニューには、「いたずらマカロン」(ココナッツアーモンドミルクラテ)や、オートミルク、コンデンスミルク、スパイスを使った「ウィッチーズ・コールドブリュー」など、テーマに合ったものが用意されています。

Obet & Del's Coffee in Thai Town
Photo: Obet & Del's Coffee

オベット&デルズ

タイタウンにあるOBET & DEL'S。2020年1月にヘザー・ノックスとジョシュア・オリベロスがオープンした黒人とフィリピン人経営の人気店です。太陽の光が降り注ぐ店内には、鮮やかな黄色の椅子と70年代のレーシング風ストライプが印象的。

スペシャルメニューには、フィリピンアイスコーヒー「パワフル・カフェイン」のラテ(ウベ(紫芋)オートミルクとシングルオリジンダークロースト)、タイタウンラテ(加糖植物性オートミルク、チャーエン、スターアニス、バニラ、スイートタマリンド)、WCマックラテ(軽く甘くしたターメリック牛乳、セイロンブラックティー、ビーガン練乳、蜂蜜、新鮮なクラック入りブラックペッパーがトッピング)などがあります。

Patria Coffee in Compton
Photo: Patria Coffee

パトリアコーヒー

PATRIA COFFEEは、長年LAに住むディアナとジェフリー・マルティネスがIndiegogoキャンペーンを成功させて設立した店で、メトロA線(ブルー)のコンプトン駅から800メートルのところにあります。

看板メニューの季節のオーガニック・コーヒー"Cafe de Olla"は、ピロンシージョ(サトウキビ糖)、シナモン、カルダモン、アニスが入っています。その他、カフェ・コン・レチェ、イバラ・メキシカン・モカ、アイス・ラベンダー・ハイビスカスなどが人気です。パトリアの写真展では、コンプトンのブラック・アーツ・ムーブメント "Magic in the Streets"を最近紹介しました。

Rubies + Diamonds in Hollywood
Rubies + Diamonds | Photo: @masamis_pick, Instagram

ルビーズ+ダイアモンズ

コロンビア・スクエア・キャンパスのSugarfish Hollywoodに隣接するRUBIES + DIAMONDSは、LAMILL共同創業者のJean Shimが2015年12月にオープンしたお店です。モダンな空間には、包み込むようなベンチシート、膝まである金メッキの黒曜石のテーブル、Vincent Tomczykによるまばゆいばかりのシャンデリアが設置されています。R+Dで展示されているアートは、LAを拠点にトリニダードで生まれたMiles Regisの作品を最近取り上げました。

一番人気のココナッツ・シーソルト・コールドブリューは、アーモンドミルクとココナッツホイップクリームが入った甘くて塩気のあるビーガンコーヒーです。その他、R+Dの代表的なメニューには、"18時間コールドブリュー"、"マサラチャイ"、"ローズバニララテ"(エスプレッソにマダガスカル産バニラ、ローズウォーター、テクスチャーミルクを加えたもの)などがあります。"Caf Rated "のドリップコーヒーは、00(カフェインレス)~02(アラビカ)~04(ロブスタ、別名「エクストラ・エクストラ・カフェイン」)まであります。

Silverback Coffee of Rwanda in Echo Park
Silverback Coffee of Rwanda in Echo Park | Photo: @nodietla, Instagram

シルバーバック・コーヒー・オブ・ルワンダ

エコーパークのランドマーク、ジェンセンズ・レクリエーション・センターにある、SILVERBACK COFFEE OF RWANDAのコーヒーを飲んで社会貢献しませんか?シルバーバックの創設者であるジャック・カルレツワは、1994年の大量虐殺を生き延びた未亡人や孤児に学校を建設し、サービスを提供するルワンダの団体に収益を寄付しています。また、ルワンダ政府と協力し、カフェの名前にもなっている絶滅の危機に瀕したゴリラの支援も行っています。

メニューの一つ"For the Love "は、ルワンダのモーニングライト、ルワンダのミディアムスムーズ、ルワンダのディスティンクティブダークの3種類あり、標高4000~6500フィートで育ったブルボン種100%のアラビカ豆を使用しています。アイスコーヒー好きには、シナモン、ラズベリー、バニラオートなどのナイトロ・コールド・ブリューがおすすめです。シルバーバック・コーヒーは、エコー・パークに行けなくても、お近くのトレーダー・ジョーズで購入することもできます。

Sip & Sonder in Inglewood
Photo: Sip & Sonder

シップ・アンド・ソンダー

2017年に設立されたSIP & SONDERのフラッグシップ店は、イングルウッドで最初のスペシャルティ・コーヒー・ハウスです。コーヒーロースター、クリエイティブスタジオ、多目的イベントスペースを併設し、通常のコーヒーショップをはるかに超えた、コーヒー、コミュニティ、文化がつながる、黒人女性が経営するクリエイティブハブなのです。

2021年11月、シップ・アンド・ソンダーはThe Music Centerと提携し、ウォルト・ディズニー・コンサートホールの入り口付近にスタンドタイプの2店舗目をオープン。定番のコーヒーのほか、ローズとカルダモンのラテ「Cardi Rose」や、ラベンダー・エスプレッソ・トニックの「REFRESHライン」などの特別メニューを提供しています。

Thank You Coffee at Paper Please in Chinatown
Photo: Thank You Coffee

サンキュー・コーヒー

2020年3月にスタートしたTHANK YOU COFFEEは、チャイナタウンのセントラルプラザのPaper Please内にひっそりとあります。Voyage LAとのインタビューで、共同設立者のジョナサン・ヤンは、Paper Pleaseでコーヒーショップをしていたが、サンキュー・コーヒーにスペースを提供することにしたそうです。

スペシャルティには、MSG入りのファイブ・スパイスラテ、自家焙煎のほうじ茶ラテ、エスプレッソに燻製紅茶シロップ(中国福建省のラプサンスーチョン)、チコリーピーカンバター、オートミルクで作るユーアー・ウェルカム・ラテなどがあります。

焼菓子は、パッションフルーツのマドレーヌや、ダブルチョコレートのライ麦クッキー生地に濃厚なバニラクリームを詰めたローラ・ホアンの自家製オレオ「ラウレオ」など、ラーグワが提供しています。

Tilt Coffee Bar in Downtown LA
Photo: Tilt Coffee Bar

ティルト・コーヒー・バー

LAダウンタウンのMedallion Apartmentsの中庭にあるTILT COFFEE BARは、ガラスとメタルでデザインされたお洒落なお店で、吊り下げられた巨大なハスの花がアクセントになっています。

オーナーのKyu Ho ChoiとSuk Hongは、ポートランドにあるHeart Coffee Roastersを使ってコーヒーを提供しています。エスプレッソ、ミルク、チョコレート、そして、毎日作られる冷んやりしたクリームの"クラウドモカ"と、メープルシロップをチョコレートに変えたアイスバージョンの"クラウドラテ"です。

Verve Coffee Roasters in Manhattan Beach
Verve Coffee Roasters in Manhattan Beach | Photo: Verve

ヴァーヴ・コーヒー・ロースターズ

2007年にサンタクルーズで創業したVERVE COFFEE ROASTERSは、ロサンゼルスから日本まで店舗を拡大。また、2021年9月には、ダウンタウン・マンハッタンビーチの玄関口にあるMetloxショッピングセンターに、南カリフォルニア初のビーチフロントカフェをオープンしました。

店内のコンセプトは便利であること。持ち帰りに便利なピックアップ窓があり、濃縮コーヒー、クリーム、自家製シロップで作るジブラルタル(エスプレッソとミルクの同量)やミサイル(氷の上にのせる)を注文するのにもぴったりです。季節限定のドリンクには、ヴァーヴの定番ラテに、ノンアルコールのウイスキーで甘みをつけた「ウイスキーラテ」などがあります。

焼菓子やトーストのほか、ブレックファストサンドイッチ(ブリオッシュパン、有機卵、チェダーチーズ、ミックスグリーン、アイオリ、ハウスケチャップ)、ビーガン・グレイン・ボウル(スイートポテト、ハーブひよこ豆、穀物、ミックスグリーン、シャロット、トマト、スパイシーシトラスビネグレット)などもご用意しています。