夏のLAで楽しむミュージアムイベント
新しくオープンしたLACMAの「デヴィッド・ゲフィン・ギャラリー」や、ザ・ブロード、アカデミー映画博物館、スキアーボール文化センターの新しい展覧会など、この夏、ロサンゼルス地域のミュージアムでは芸術や文化のイベントが目白押しです!ぜひ複数のミュージアムを巡ってLAの夏を楽しみましょう。
新しい展覧会
Yoko Ono: Music of the Mind - ザ・ブロード(10月11日まで)
南カリフォルニアで開催されるオノ・ヨーコ初の美術館個展『Music of the Mind』。アーティスト、ミュージシャン、アクティビストとして高く評価されている彼女の生涯と作品を巡る展覧会です。ザ・ブロードの入口近く(イースト・ウエスト・バンク・プラザ)に設置された『Wish Tree for Los Angeles』など、来場者が参加できるインタラクティブな作品も一部展示されています。会期中には様々な関連イベントが予定されており、7月18日には近くのREDCATにて Yoko Ono's Sky Piece to Jesus Christ + Cut Piece (オノ・ヨーコの「イエス・キリストへのスカイ・ピース」+「カット・ピース」)が開催されます。また、8月8日の Yoko Only: A Night Celebrating the Music of Yoko Onoでは、ネルス・クラインや本田ゆかを迎えたヨ・ラ・テンゴのほか、スレーター・キニー、ルーファス・ウェインライトらによるパフォーマンスを楽しめます。9月19日にはコルバーン・スクールにて、本田ゆかとグレン・カイノがマルチメディア・ミュージカル I Am Yoko が初公開されます。
カリフォルニア・アフリカン・アメリカン・ミュージアム(CAAM)
エクスポジション・パークに位置する California African American Museum(カリフォルニア・アフリカン・アメリカン・ミュージアム)では、この夏4つの展覧会を開催しています。『A New Song: Langston Hughes in the West 』(9月13日まで)では、著名な詩人ラングストン・ヒューズのカリフォルニア、ネバダ、メキシコでの滞在期を楽しめます。『The Sound of Gordon Parks』(9月13日まで)は、映画監督ゴードン・パークスの音楽作品に焦点を当てた体験型展示です。『Willie Birch: Stories to Tell』(10月21日まで)は、1960年代後半から現在に至るまでの著名アーティスト、ウィリー・バーチのキャリアを振り返る回顧展です。『Free and Queer: Black Californian Roots of Gay Liberation』(2027年2月28日まで)では、黒人が主導したLGBTQ運動の歴史と受け継がれる遺産を掘り下げます。
マリリンモンロー: ハリウッドの象徴 - アカデミー映画博物館(2027年2月28日まで)
映画のポスターや手紙など何百点もの貴重なオリジナル資料を展示する『Marilyn Monroe: Hollywood Icon』は、20世紀半ばの大スターであるマリリン・モンローの生涯と功績を見ることができるユニークな展覧会です。『紳士は金髪がお好き』で着用された鮮やかなピンクのドレスなど、彼女の有名な衣装の数々も展示されています。
スキアーボール文化センター
Skirball Cultural Center(スキアーボール文化センター)では、この夏2つの主要な展覧会を通じて20世紀のポップカルチャーに迫ります。『Outsiders, Outcasts, Rebels + Weirdos: Punk Culture 1976 - 1986』(9月6日まで)では、500点以上の貴重な資料とともに全米パンク文化の50周年を祝います。『Inventing America: The Comic Book Revolution 』(2027年2月28日まで)では、アートワークや資料を通じて、アメコミがどのようにアメリカの歴史を伝えてきたかを紐解きます。
Life, Liberty and Los Angeles - オートリー・アメリカン・ウエスト・ミュージアム(2027年1月31日まで)
The Autry Museum of the American West(オートリー・アメリカン・ウエスト・ミュージアム)では、アメリカ独立宣言からインスピレーションを得た『Life, Liberty and Los Angeles』を開催。ロサンゼルスの多様なコミュニティの視点から「生命、自由、幸福の追求」を探求します。
tierra - クラフト・コンテンポラリー(10月25日まで)
『tierra』はクラフト・コンテンポラリーの Clay Biennial (陶芸ビエンナーレ)シリーズの一環であり、土(地球)に由来する素材と、土地とのつながりを表現するラテン系、先住民族、黒人アーティストにスポットライトを当てています。
イベント
ジャズ・アット・LACMA
11月までの金曜日の夜、LACMA(ロサンゼルスカウンティ美術館)の「スミット・ウェルカム・プラザ」では無料コンサート『 Fridays at LACMA 』が開催され、ジャズの音色に包まれます。
今後の出演予定:
- 7月10日:ジョナサン・ピンソンの「Boom Clap」
- 7月17日:ロバート・ロドリゲス・カルテット
- 7月24日:デイヴィッド・オーネット・チェリー・アンサンブル
Matinees on the Mountain & Sunday Afternoon Concerts - ウィルソン山天文台
冒険的なミュージアムなら、ウィルソン山天文台へ向かいましょう。サンガブリエル山脈の曲がりくねった道を登ると、山頂に位置する築121年の天文台に到着します。ここにはかつて世界最大を誇った約2.5mの望遠鏡があります。パブリックツアー、プライベートツアー、セルフガイドツアーで天文学博物館も見学可能です。夏から初秋にかけて様々なイベントが頻繁に開催されています。
毎月土曜午後に開催される『 Matinees on the Mountain 』シリーズでは科学やSF映画に焦点を当てており、『E.T.』(8月15日)や『ソラリス』(9月12日)などが上映されます。
『Sunday Afternoon Concerts in the Dome 』では、約2.5mの望遠鏡のあるドームの中で、ウェーベルン弦楽四重奏団(9月6日)などの演奏を楽しむことができます。なお、GPSのナビゲーションが正確でない場合があるため、必ずウィルソン山天文台の公式ウェブサイトのルートマップをご確認ください。
Off the 405 - ゲティ・センター
ゲティ・センターで開催される無料コンサートシリーズ『 Off the 405 』は、この夏も引き続き開催されます。
- 7月11日:Leenalchi(イナルチ)
- 7月25日:Horse Lords(ホース・ローズ)
- 8月22日:Laurel Halo(ローレル・ヘイロー)
オートリー・ブロック・パーティー(9月26日)
The Autry American West Museum(オートリー・アメリカン・ウエスト・ミュージアム)で開催される毎年恒例のイベント『 Block Party 』が9月26日(土)に開催されます。「Love Letters to LA(ロサンゼルスへのラブレター)」をテーマに、夏の終わりを祝うビッグイベントです。ライブミュージックや文化パフォーマンスをはじめ、カリフォルニア・アート・クラブによる屋外スケッチ(プレネール画)、馬との記念撮影、ゲーム、ロデオマシンなど、お楽しみがたくさん用意されています。