プラントベースの食スタイルは、ここロサンゼルスでも急速に広がりを見せています。 最高のフルーツや野菜、ナッツをふんだんに使った料理など魅力的なヴィーガンレストランがいっぱいです。11月の「世界ヴィーガン月間」をお祝いしたい人も、気軽に立ち寄りしたい人も必見。ロサンゼルスのおすすめヴィーガンスポットを厳選してご紹介します。
Âu Lạc
ダウンタウンLAのプロムナード・プラザ内に位置する Âu Lạc(オー・ラック)」は、1997年から独創的なローフードとベトナム・フュージョン料理を提供している高級感あふれる名店です。 前菜には、ヒカマとタロイモを具材にヴィーガン・フィッシュソースを添えた「エッグロール(春巻き)」、ユカ芋にヒマラヤン・ピンクソルトやベイリーフを効かせた「フレンド・フライ」、そして軽く衣をつけてハラペーニョやパクチーと炒めた「ソルト&ペッパー・シュリンプ」などがあります。
メイン料理では、海苔で巻いた大豆フィッシュをレモングラスとチリで焼き上げた「レモングラス・フィッシュ」や、アップルセージ風味のヴィーガンソーセージ、焼きニンニク、ケール、松の実を合わせた「ガーリック・バジル・ヌードル」が人気です。また、豆腐の細切りやソイポーク、自家製ナッツパテ、野菜のピクルスなどをバゲットで挟んだ「マイ・バインミー」も楽しめます。
Besties Vegan Paradise
VegNews誌で5年連続「全米ベスト・ヴィーガン・グロサリー」に選ばれた Besties (ベスティーズ)は、100%ヴィーガン製品のみを扱う専門店です。黒人、人種的マイノリティ(PoC)、LGBTQ、そして女性がオーナーを務める独立系企業の商品を重点的に取り扱っているのが特徴です。ランチスペシャルも提供しているほか、市内最高峰との呼び声高いヴィーガン・ソフトクリームも人気で、メニューには季節限定フレーバーも並びます。
2025年7月には、3rdストリートとフェアファックスの交差点にある The Original Farmers Market (ザ・オリジナル・ファーマーズ・マーケット)内に2号店をオープンしました。「Singapore's Banana Leaf」の隣に位置するこの店舗(Besties 2.0)では、虹色の「All Are Welcome(誰もが歓迎される場所)」というサインがゲストを迎え、フルキッチンも完備しています。
この歴史あるマーケットを訪れる観光客向けに、名物のヴィーガン・ホットドッグ「Vranks」やソフトクリーム、注文を受けてから作るデリ・サンドイッチのほか、持ち帰り用の惣菜や冷蔵・冷凍コーナーの食品も充実しています。また、昨秋にはダウンタウンの「The Row」に、雑貨などを扱う「Besties Dry Goods」もオープンしました。
Crossroads Kitchen
セレブに遭遇したい時や、お洒落をして出かけたい特別な夜には、 Crossroads Kitchen(クロスローズ・キッチン)がおすすめです。2013年3月、オプラ・ウィンフリーが「アメリカ最高のヴィーガンシェフ」と称賛したタル・ロネン氏によってオープンしました。こちらでは豪華な7コースの Dinner Menu (ディナーメニュー)が楽しめます。このコースにはシャンパン1杯と、サイン入りの『Crossroads』料理本が含まれており、さらに5品目にはシェフが各テーブルを回り、目の前でトリュフを削ってくれるグリーティング・サービスも用意されています。
6名までの利用には予約が必須です。また、最大20名まで収容可能なエレガントな個室もあり、室内にはロートレックのオリジナル版画が飾られています。
Green Table
フェアファックス地区にあるGreen Table(グリーン・テーブル)は、その店名の通り、100%オーガニックの新鮮なホールフード(未精製・未加工食品)にこだわったお店です。 ジュースやスムージー、ボウル料理、パニーニのほか、日替わりスペシャルの「ファラフェル・キッシュ」や「本日のパスタ」、「クラシック・ラザニア」などが揃い、食事をメインにした集まりにはぴったりです。 グルテンフリーの選択肢も豊富で、添加物不使用のアーモンドミルクや、種類豊富なスイーツが並ぶショーケースもあり、健康志向のどんな方でも満足できること間違いなしです。
Men & Beasts
2025年6月、エコーパークの「Cosa Buona」跡地にオープンした Men & Beasts(メン&ビースト)は、プラントベースの中華料理とティーラウンジが楽しめるお店です。 ディナータイムには、たたききゅうり(Smashed Cucumber)や、チャーシュー、ホイシン(海鮮醤)、甘い玉ねぎを合わせた「モンキー・バン(Monkey Buns)」などのスモールプレートからスタート。メイン料理には、宮保豆腐(クンパオ・トーフ)、カリフラワーのカレー、ビャンビャン麺、黒トリュフのチャーハンなどが揃います。
週末のブランチでは、黒ごまキャラメルソースを添えた五香粉風味の「バオ・ベニエ」や、植物性バターとメープルシロップでいただく「スフレパンケーキ」、そして中国の「餅(ビン)」とイングリッシュマフィンを掛け合わせた「ビンリッシュ・マフィン」などが人気です。また、日曜の午後はティーラウンジにて、予約制の「工夫茶(ゴンフーチャ)」の茶会も開催されています。
Mr. Charlie's
TikTokで「ヴィーガン版マクドナルド」と称され話題の Mr. Charlie's(ミスター・チャーリーズ)は、チャーリー・キム氏の手によって誕生しました。2022年のバレンタインデーにポップアップとしてオープンしたこのお店は、まさに植物性食品版の「ゴールデンアーチ(マクドナルド)」です。2025年8月には、ブレントウッドに2号店をオープンしました。
メニューの主役は、インポッシブル・パティにピクルス、玉ねぎ、ケチャップ、マスタードを合わせた「Not a Hamburger(ハンバーガーじゃないよ)」。ヴィーガンチーズを加えた「Not a Cheeseburger」や、パティ2枚にヴィーガンチーズを重ねた「Double Not」もあります。 看板セットメニューの「Frowny Meal(フロウニー・ミール/直訳:困り顔セット)」は、メイン(各種バーガー、チキンサンド、またはビッグチャックから選択)に、4個入りの「Not Chicken Nuggets(チキンナゲットじゃないよ)」、フライドポテト、ドリンクが付いてきます。
Monty's Good Burger
In-N-Out(イン・アンド・アウト)に代わる植物性のハンバーガーショップを待ち望んでいたすべてのヴィーガンのために、エコーパーク、コリアタウン、カルバーシティにお店を構えているのが Monty's Good Burger i(モンティーズ・グッド・バーガー)です。 創設者のニック・アドラー氏がその夢を現実にしたこのお店では、豪華にトッピングされたインポッシブル・バーガーをはじめ、フライドポテト、テイタートッツ、シェイク、ヴィーガン・シーザーサラダといったシンプルなメニューを提供しています。 店名の由来にもなった犬のキャラクターのおしゃれなロゴ、常にセンスの良いBGM、そしてストリートウェアのようなオリジナルグッズなど、そのクールな世界観も人気の理由です。
PLANTA Cocina
急成長中のプラントベース・レストランチェーンPLANTAが、2023年5月、ロサンゼルス初となる店舗 PLANTA Cocina(プランタ・コシーナ)をマリーナ・デル・レイにオープンしました。 ヨットハーバーの景色を眺めながら、マファルディーネ・パスタ・ヴェルデやトリュフ釜飯といった看板メニューを楽しめます。また、中南米のエッセンスを取り入れたストリートコーン、ケソ・フンディード、クロケッタ(コロッケ)、そしてパルミット(ヤシの新芽)やカシューナッツのクリーミーなソースを使った「カニ風」トーストーダなども人気です。 寿司メニューも充実しており、スイカのアヒ(マグロ)風ニギリや、ナスのウナギ風ニギリ、ブロッコリーの天ぷらを巻いたドラゴンロールなどが揃っています。
Pura Vita
アメリカ初の100%オーガニックなプラントベース・イタリアンレストラン兼ワインバーである Pura Vita (プーラ・ヴィータ)は、伝統的なイタリア料理を忠実に再現している名店です。 グルテンフリーのメニューも驚くほど充実しているため、食事制限がある方でも安心して素敵な夜を過ごすことができます。
Rahel Ethiopian Vegan Cuisine
リトル・エチオピア地区の中心に位置するRahel (ラヘル)では、本格的で質の高いエチオピア料理を楽しめます。 前菜のサムブサは完璧なまでにカリッと揚げられており、9種類の料理がのったベジー・パラダイス(Veggie Paradise)やフダデ・スペシャル(Hudade Special)といったコンボプレートは、みんなでシェアして食べるのに最適です。 グループで訪れる際は、ぜひ店内のハット(小屋風の席)に座って、エチオピアの伝統的なコーヒー・セレモニーを注文し、その醍醐味を存分に味わってみてください。
Salaya
タイタウン初の100%ヴィーガン・レストランである Salaya (サラヤ)は、女性オーナーが経営するお店です。 ここではアジア・フュージョンのプラントベース・メニューを提供しており、激辛の「タイ・ジャーク・ウィング」をはじめ、パッシーユ(太麺炒め)、プリック・キン・チャーハン、カリカリに揚げた「フィッシュ」のパニーンカレー、オレンジ「チキン」、スパイシー・カシューナッツといった人気料理が揃っています。
Satdha Plant Based Thai Kitchen
サンタモニカのリンカーン・ブルバード沿いにあるSatdha (サッダ)は、ウエストサイドでも最高峰のタイ料理が味わえる一軒です。 100%プラントベースのメニューは、市内の他のヴィーガン・タイ料理店とは一線を画す「タイ北部」の料理を中心に構成されており、どんな食通をも唸らせます。タイ風カレーラーメンの「カオソーイ」や、ビーツで色付けされた鮮やかなヌードル、そして「ナマズ」に見立てたナス料理など、ここでしか味わえない特別な一皿をぜひ試してみてください。
Shojin
リトル・トーキョー・ショッピングセンター3階にあるShojin (精進)は、洗練された雰囲気の中で、グルテンフリーかつマクロビオティックなヴィーガン寿司を楽しめる、デートに最適なお店です。2013年3月にはカルバーシティに2号店もオープンしました。 旨みが凝縮された独創的なメニューの数々と、豊富な日本酒のラインナップは、どんなに味にうるさい人でも満足させること間違いなし。メニューに「化学保存料、合成着色料、化学調味料不使用」と明記されているのも、安心できるポイントです。
最近のエグゼクティブ・シェフ・スペシャルには、握り寿司の盛り合わせや、湯葉を豚バラ肉に見立てて根菜とじっくり煮込んだ「湯葉の角煮」などが登場しています。
Vinh Loi Tofu
レシーダ地区の中心、控えめなショッピングモールの中に佇む Vinh Loi Tofu (ヴィン・ロイ・トーフ)は、こぢんまりとしていながらも圧倒的な存在感を放つヴィーガン・ベトナム料理店です。 NBAのレジェンド、ジョン・サリーなどの常連客が、オーナーのケビン・トラン氏に注文を丸投げしてしまうほど愛されている名店です。その日の気分や好みの食感を伝えるだけで、ケビンが「メニューにある料理よりも旨いもの」を提案してくれます。 彼のモットーである「I Pick, You Eat(俺が選ぶ、お前が食う)」というフレーズは、最近では限定版のトートバッグのデザインにも採用されるほど親しまれています。