LAのドライブガイド
車社会として有名なロサンゼルス。アンジェリーノたちは、仕事や趣味の時間を問わず、ロサンゼルス市内を車で移動することがほとんどで、観光客も車で観光することを楽しんでいます。初めて訪れる人も、何度も訪れている人も、ロサンゼルスをより楽しむための基本的な運転ルールとヒントをご紹介します。
ロサンゼルスで運転するための基本ルール
- アメリカでは、道路の右側を運転します。それぞれの州で独自の交通に関する法律はありますが、カリフォルニア州の交通法のほとんどは他の州とほぼ同じです。
- カリフォルニア州では16歳以上から運転ができます。運転者は有効なアメリカの運転免許証か国際免許証を持っていなければ運転はできません。
- 制限速度や交通ルールは厳格に守ります。標識がない場合、市街地では最高時速25マイル(時速40キロ)、高速道路では最高時速65マイル(時速104キロ)となります。
- カリフォルニア州法では、すべての自家用車にシートベルトの着用が義務付けられています。
- 一時停止後の赤信号での右折は、特に指示のない限り許可されています。
- どのような交差点でも、歩行者は横断する権利があります。歩行者は、横断歩道の有無に関わらず、道路を横断することができます。標識がない交差点では、横断を禁止する標識がない限り、歩行者は合法的に横断することができます。
- カリフォルニア州の飲酒年齢は21歳です。カリフォルニア州および全米で飲酒運転に関する厳しい法律が施行されています。アルコールや薬物の影響下で運転しているところを発見された場合は、逮捕されます。
携帯電話の使用について
- カリフォルニア州で運転する場合、運転中の携帯電話の通話にはハンズフリー装置を使用することが法律で義務付けられています。
- 運転中にメールを送ったり読んだりすることは、法律違反です。これには、電子メールやショートメール(SMS)のようなテキストベースの通信も含まれます。
- 運転中のスマートフォンのGPSや地図サービスの利用は、ハンズフリー端末使用の有無にかかわらず、許可されています。
子どもの安全対策
カリフォルニア州の法律では下記のことが義務付けられています。
- 8歳未満の子どもは、後部座席にチャイルドシートまたは補助椅子で固定する必要があります。
- 8歳未満のお子様で身長が145cm以上の場合は、後部座席で安全ベルトを装着し、座ることができます。
- 8歳以上のお子様は、適切なチャイルドシートまたは安全ベルトを適切に着装し、座ることができます。
- 6歳以下の子どもを自動車内に放置することは違法です。車内に残す場合、12歳以上の人が6歳以下の子どもを監督する必要があります。健康上のリスク(例:猛暑日の車のロック)や安全上の問題(エンジンがかかっている、鍵が鍵穴に装着したまま)などが重要な懸念事項として挙げられます。
駐車について
違反駐車をした車両はすぐに切符を切られ、レッカー移動されます。駐車する前に、駐車規制が実施されている時間帯と曜日が記載された看板をすべてよく読んでください。
- 赤い縁石は駐車禁止を意味します。
- 緑の縁石は一時的な駐車ができることを意味します。
- 白または黄色の縁石は、乗客の乗降及び駐車禁止を示します。
駐車場は、通常有料です。レストランやショッピングセンターでは、有料のバレーパーキングもあります。
交通量 : LAのラッシュアワー
ロサンゼルスで車を運転する場合、朝と夕方の通勤時間帯はフリーウェイが大渋滞するのが普通です。平日の朝のラッシュアワーは、だいたい午前7時から10時くらいまで、夕方のラッシュアワーは、午後4時くらいから7時ぐらいまで。週末の夜は、ロサンゼルスのダウンタウンやハリウッドに向かう、または出て行く交通量が多くなります。フリーウェイが渋滞しているときは、代替ルートとしてサーフェスストリート(一般道路)を利用することをお勧めします(下記のフリーウェイガイドを参照)。ロサンゼルスでは、「サーフェスストリート」とは、フリーウェイやリミテッドアクセスハイウェイ(別名エクスプレスウェイ)ではない一般道路を指します。
フリーウェイ
ロサンゼルスの各地域を結ぶのは、数百キロに及ぶ12の主要フリーウェイです。ロサンゼルスのフリーウェイの見どころや、代替ルートのヒントなど、ロサンゼルスのフリーウェイをご紹介します。
最高のドライブコースへ
交通ルールが分かり運転の準備が出来ましたね。ロサンゼルスの都心から広がる絶景の海岸へ、ロサンゼルスの忘れられない素晴らしいドライブコースに出かけましょう。