L.A.でおすすめのダイブ・バー：ベスト13！(パート1)

『ダイブ・バー』とはアメリカでは一般的に汚くて落ち着くバーを指す語句で、地元の住人がお酒を飲んで社交する近所のバー、という意味もあるそうです。今回は、ダウンタウンL.A.からビーチシティーまでの歴史あるダイブ・バーを4回に分けて特集致します！

Grand Central Marketから歩いて数分、Hill Street沿いにあるLa Citaは、日中はダイブ・バーとして営業し、夜になると生演奏とDJによるパフォーマンスが楽しめるライブ会場となる人気のバーです。平日の午後4時から9時まではハッピーアワーを開催していて、テカテや国産ビールを$3ドルで、インポート系を$4ドルで楽しむことができます。金曜日には『Angryu Hour』を開催していて、通常のハッピーアワーにパンクロックと無料のピザが加わります。日曜日には、自分好みのブラッディメアリーを作れる、『Sunday Bloody Sunday』（午後2時から9時まで）という企画が人気を集めています。La Citaには、店内、屋外（パティオ）合わせて4つのTVモニターと大きめのプロジェクターが１つあり、常時インターナショナルなサッカーゲームやプロスポーツの試合、NCAAのゲームなどが流れています。音楽はヒップホップにロカビリー（木曜日4時から９時）、南米コロンビアのマグダレナ川下流域からカリブ海沿岸地方に伝統的に伝わるクンビア（木曜日10時以降＄7ドルのカバーチャージあり）、パンク・レゲー（金曜日）そしてヨット・ロック（土曜日午後）など、バラエティー豊かなジャンルをフィーチャーしていて、ファンも多いのだとか。ローカルに混ざってリラックスした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

海をテーマにしたバー、HMS Bountyは1924年にオープンしたGaylord Apartments（歴史的建築物として知られる）の一階に位置しています。1948年、バーのオープン当初は Gay Roomという名でしたが、その後 Secret Harbor、そして Golden Anchorとなり、1962年に HMS Bountyに改名しました。店内に入ったら、まず$5のWise Man スペシャル（ウィスキーとテカテのショット）をオーダーし、ジュークボックスでお好みの曲をかけましょう。「baseball Steak」は人気のメニューなのでぜひ試しておきたい一品です。日曜日には$4.95でランチスペシャルを提供しているのですが、そちらもおすすめです。HMS Bountyには、伝説的なバーテンダーと呼ばれるAnnieさんがいるのですが、もし会えることができたらかなりラッキーだといえるでしょう！Annieさんはお客の名前を必ず覚えていてくれるので、次回足を運んだ時に、もしかしたらスペシャルなカクテルを作ってくれるかもしれないですよ。HMS Bountyは、Mad Menのシーズン１のエピソード『Indian Summer』で、マンハッタンにあるシーフードレストランという架空の設定で登場するので、ドラマのファンの方は見覚えがあるかもしれません。ぜひ実際に足を運んでみてください！

毎日明け方6時にオープンする Drawing Roomは、典型的なダイブ・バーです。店内にはダーツ、そしてジュークボックスマシンがあり、お会計はキャッシュオンリーとなっています。Drawing Roomは、Los Felizのストリップモールにあり、モール内には対レストランや、コインランドリーがあります。それを意識してか、バーの店内にはドラゴン（龍）の壁画があり、これがかなり目を引きます。気前のいい店員にテンションも上がり、歌でも歌いたくなるはず。日曜日はカラオケでストレスを発散しましょう。Drawing Roomは明け方2時までなので、「まだまだのみ足りない！」という方は、同じ道沿いにあるYe Rustic Inn(バッファローウィングスが最高といわれています）、またはSunset Boulevard近くの Good Luck Barにハシゴする、というのもおすすめですよ。

L.A.でおすすめのダイブバー特集、パート1はここまでとなります！パート2以降もお楽しみに！