Huy Fong Food(匯豊食品)社が製造する大人気のチリソースブランド、Sriracha(シラチャーソース)を大特集!

Huy Fong Foods,Facebook

Sriracha(シラチャーソース)は、海岸沿いにあるSi Rachaという街で生まれました。Srirachaといえば、L.A.を拠点とするチリソースブランド、Huy Fomg Foodsを一番に思い出す方がほとんどでしょう。このソース、Huy Fong Foods 創設者のDavid Tranさんが発明したわけではないのですが、開業と同時にソースが空前の大ヒットとなったことで、Srirachaといえば Huy Fong Foodsと結びつける人が多いようです。Huy Fong Foods(匯豊食品)は、ベトナム出身のDavid Tranさんが1980年にチャイナタウンで創設した会社です。社名は、終戦後、Tran氏がボストンに渡り、ロサンゼルスに移住する前、ベトナムから香港へと運んだ台湾の船の名前が由来しているそうです。


今回は、L.A.のローカルフードとして定着するシラチャーソースとその歴史にスポットをあてて、詳しくご紹介致します!お楽しみに!

Property of Discover Los Angeles
Shannon Cottrell

 

開業当初、Huy Fong Foodsでは手作業でバケツなどを使用してホットソースを作っていました。現在売られているソースの原型は1983年に開発されたそうです。その後、順調に利益を出し、1987年にはソース作りに必要な器具を買いそろえ、Rosemeadに移転し、工場をかまえました。移転後もビジネスはトントン拍子に行き、ソースの需要は増え続け2013年にはIrwindaleの巨大な敷地に工場を移転したのです。

現在、一流企業となったHuy Fong Foodsは、ロサンゼルス市民のシビックプライド(個人個人が都市や商店街、沿線などに抱く誇りや愛着のこと)のシンボルだと言われるまでになりました。2013年、工場移転にともない、チリをひくシーズンに地元住民から苦情が湧き、Irwindale市が圧力をかけていた時期はファンが集結し反発デモを起こしたことで知られています。

Property of Discover Los Angeles
Shannon Cottrell

 

工場移転にともない反発する人も現れた事で、実質上、会社自体の露出が増える事になりました。地域の人々と上手につきあっていくためにも、家族経営で保守的だったスタイルを一転させ、ツアーやイベントを開催し、地元の人々とのふれあいの場を増やす機会をもうけるようにしたのです。

9月10日から10月1日までの毎週土曜日には、今年で3度目となる「Chili Grinding Open House Event & Experience」を開催しています。この日、会場(Huy Fong Foodsの工場)では無料でお菓子やティーシャツが配られ、ライオンダンス(獅子舞)も披露されるとの事なので、ぜひ足を運びたいというもの。しかしながらイベント自体かなりの人気ですぐに定員となってしまうので、予約は必須です。詳しくはHuy Fong Foodsに直接お問い合わせください!

Property of Discover Los Angeles
Joshua Lurie

 

Chili griding seasonと呼ばれるチリをひくシーズンは4ヶ月にのぼります。この間、ほぼ毎日南カルフォルニアにあるUnderwood Family Farmsから、30台から40台のトラックに一杯となったハラペーニョ(チリ)が工場に運ばれてきます。

Property of Discover Los Angeles
Joshua Lurie

 

 

ベルトコンベアで運ばれるチリ。工場内で仕分けされ、洗浄され、ひかれ(細かく砕かれ)ます。

Property of Discover Los Angeles
Joshua Lurie

 

ひかれたチリは塩とビネガーと混ぜられます。これがソースのベースとなります。このベースは55ガロンのドラムに詰められ、保存されます。ちなみに、このベースはシラチャーソース以外のソース2種、Chili GarlicとSambal Oelekのベースにも使われています。

Property of Discover Los Angeles
Joshua Lurie

 

その後ソースは他の材料と組み合わされ、ボトルに詰められます。ボトル自体がまた非常におもしろい作りになっているので、工場見学におとずれる際はお見逃しなく!とても小さな原型を、熱を加えた空気で膨らませ、実際のサイズにするのですが、かなりインパクトがあります。工場内のベルトコンベア9ラインで一時間ごとに18,000本のソースが完成します。すべてのボトルにはシルクスクリーンで、Huy Fong Foodsの代名詞となっているルースターのロゴが転写されています。

キャップをし、製造年月、賞味期限などのコーディングをし、シュリンクラッピング(回りを透明のプラスチックで覆う)をし、出荷されます。現在では、ほぼどのL.A.のご家庭でもみうけられるというマストな商品となっているシラチャーソース!この機会にぜひ、ホットな味をご堪能ください!