女性史月間にLAで楽しめる食・ホテル・遊び特集!
女性史月間を祝うには、ロサンゼルスに行って、ジェームズ・ビアード賞を受賞した女性シェフと醸造者、女性アーティスト・職人・デザイナーによるお店を回る他に楽しい過ごし方はないでしょう。ロサンゼルスは、全国で女性経営者の多いお店2位を誇っています。さて、LAで女性史月間を楽しく過ごせるガイドをご紹介します!
ロサンゼルスで泊まる
THE HOXTON DTLA
最近オープンされたホテルの「The Hoxton, Downtown Los Angeles」で宿泊すると、ヨーロピアンタッチが加わった代表的なロサンゼルスの雰囲気を味わうことができます。イギリス発のブランドホテルとなり、かつてロサンゼルス鉄道局の本部が入っていた1925年築のビルが改造されたものになります。ダウンタウンの賑やかなファッション地区とブロードウェイにあるこちらのホテルは、10階建てで客室が174室あり、ロサンゼルスでもっとも美味しいレストランとして挙げられるお店が2店舗あります。「Sibling Rival」では、パティシエのマロリー・カヨン氏の菓子と一流デザートが味わえるお店に加え、ディナーは「Pilot」というルーフトップレストランで味わえます。
HOTEL FIGUEROA
「Hotel Figueroa」で宿泊すれば、贅沢な体験が味わえるに違いありません。長年の工事の末に2018年2月にリニューアルオープンしたホテル・フィゲロアは、1926年にオープンし、従来YWCAの女性が経営していた一流ホテルとなります。ロサンゼルス・タイムズの記事によると、ホテル・フィゲロアは「女性らしさによって建築され、運営された」もので、女性の旅行者にとって聖域だったということです。また、初代支配人のモード・ボールディン氏は全国で初の女性支配人だったといいます。
現在、ホテル・フィゲロアの公共エリアでL.A.を拠点とする様々な女性アーティストの作品が展示されています。アートプログラムは若手アーティストを支援するためのプラットフォームとしての機能を持ちながら、国際的に活動してきたローカルアーティストの作品も展示されています。過去には、ジェシー・モックリンやホイットニー・ハッブス、サラ・アワドの作品が展示されてきました。
ロサンゼルスで食べる
A.O.C.
洒落たサード・ストリートの「a.o.c.」はL.A.の代表的なダイニング体験と言っても過言ではありません。ジェームス・ビアード財団賞のシェフ部門を受賞した5人目の女性のスザンヌ・ゴイン氏のメニューを味わうことができます。ところで、2018年にゴイン氏のビジネス・パートナーであるカロライン・スタインは2018年に唯一L.A.出身の受賞者で、レストラン部門で受賞しています。
DAMA
2018年にオープンして以来、シェフのアントニア・ロファソのおかげで有名な「DAMA」には誠実なコミュニティーが集まるようになりました。「トップ・シェフ」や「料理の鉄人」をはじめ、多くの番組に出演しているロファソ氏は、急にロサンゼルスでの開業を決め、人気を博しました。Eater L.A.によってダウンタウンでもっとエキサイティングなレストランとして位置付けられたDAMAでは、絶妙なカクテルを味わうことができ、ロファソ氏の南米やカリブ海での旅行にインスパイアされた料理が味わえます。
GRAND CENTRAL MARKET
1917年にオープンした「Grand Central Market」は、ロサンゼルスの料理シーンにおいて代表的な場所となり、L.A.の多様性を表したグローバルな味が食べられる場となります。多くのレストランが宿るグランド・セントラル・マーケットには、Kismet FalafelやSari Sari Store、Belcampo、Fat & Flour、またはアカデミー賞を受賞した「La La Land」にも登場するSarita's Pupuseriaなど、多くの優秀な女性が経営しているお店があります。
JEWEL
新鮮な季節の食材を使った「Jewel」、2018年にオープンして以来、ロサンゼルスでもっとも有名なレストランの一つになっています。シェフのジャスミン・シモダ氏は、ニューヨークでクラシカルな修行を積み重ねてから、現在Jewelでファーマーを重視したメニューを通して自身の情熱を表現しています。
OTONO
スペインから強い影響を受けたレストランとして、「Otoño」はタパスとパエリアの世界を探訪し、伝統の壁を超え、先鋭的なアプローチで新たなコンセプトを提供しています。多くの文化とアート表現にインスパイアされたシェフ兼共同オーナーのテレサ・モンターノ氏は、カリフォルニアの陸と海の賜物を料理で表現しています。
SMORGASBURG
「Smorgasburg」には、国内外からの多くの料理好きが集うロサンゼルスの週間屋外フード・マーケットです。50店舗以上が展開されているスモーガスバーグは、多くの女性に新たなオーディエンスをリーチできる機会を与えてきました。親子チームのパトリシア・メンドーザ・ルーゴとイレネ・マルティネズが経営する「Tamale Shoppe」では、何世代にも渡って受け継がれてきたレシピを提供している他、一方「Brothcarey」では、姉妹のアリソンとジャニス・ソー氏がパレオ・フレンドリーで、ナチュラル、そしてグルテンフリー栄養が溢れるボーン・ブロス(ストック)を提供しています。その他、「Junbi」をオープンしたジューン、ダン、アンナとジェレミーにとっては、抹茶がエネルギーとウェルネスの源であり、その緑の粉を提供し顧客にパワーを与えています。
ロサンゼルスで飲む
BAR FRANCA
ダウンタウンL.A.の中心部にあるヨーロピアンスタイルの「Bar Franca」は、意外性を求める方に絶妙なドリンクを提供しています。気持ちを込めて精密に作られたカクテルを味わうことができ、好奇心もきっと刺激されるでしょう。オーナーのレイチェル・トーマス氏は元々セットデザイナーで、常設され、継続的に育てられる場所を追求し、バー・フランカを2018年にオープンしました。
VINOVORE
イースト・ハリウッドのバージル・ビレージにある「Vinovore Wine Shop」では、女性のワインメーカーによる数百種類に及ぶボトルから選ぶことができます。お店まで足を運べば、自分の性格にあったワインを見つけることができる他、女性ワインメーカーに脚光を浴びせたワインテイスティングイベントにも参加することができます。
ロサンゼルスで買い物をする
HEIDI MERRICK
ロサンゼルスを拠点とするデザイナーの「Heidi Merrick」は、カリフォルニアのスタイルを象徴したコレクションを提供しています。2006年にローンチしたハイジ・メリックはモダンなファッション・ハウスとして27ヵ国にも展開されるグローバル・ライフスタイル・ブランドに成り立ち、西海岸のアイデンティティを世界に届けています。
HONEYWOOD VINTAGE
ハイランド・パークにある「Honeywood Vintage」はボヘミアン文化好きにたまらないお店です。こちらには、ビンテージやインハウスのデザインのコレクションがあり、メンズとレディーズが両方あります。先鋭的なデザイナーとキュレーターのバネッサ・ディングウェルが経営する「ハニーウッド」には、メキシコやグアテマラで手作りされた洋服から、ビクトリア朝まで、多種多様のビンテージでエスニックな服が見つかります。
PALISADES VILLAGE
ラグジュアリーを求める方は、Carusoが提供する「Palisades Village」を訪れることをおすすめします。5つ星の体験を提供するパリサード・ビレージでは、人気ブランドや有名デザイナーのお店があるワンストップとなります。パリサード・ビレージで女性が経営しているお店を以下にまとめています。
- Anine Bing: オーナー兼CCOのアニー・ビン氏は、北欧とアメリカの精神にインスパイアされたモノをキュレーションしています。高級な文房具、ミニマリストな服またコレクターズの商品まで、Annie Bingでは高級な洋服からジュエリーまで見つけることができます。
- Botanica Bazaar: ナチュラル・ビューティー、健康とウェルネスに専念するお店として、ヨーロッパの伝統的な薬屋にインスパイアされながら、イノベーションとデザインを加えたお店となります。設立者のレイラニ・ビショップ氏とベサニー・メイヤー氏は体のウェルネスをサポートするブランドを丁寧にキュレーションをしています。
- Cuyana: カルラ・ガラルド氏とシルパ・シャー氏に設立されたクヤナは、「より少なく、より良いモノ」という哲学の元、モダンな女性に向けたプレミアムな商品を提供しています。それぞれの商品はブランドのDNAを表し、高級な素材を利用し、世界各国の匠から生まれた商品となります。
- The Little Market: フェアトレードのお店として職人が作った商品を提供しています。それぞれの商品の裏には、一つのストーリーがあり、一人の人間がいるということです。ローレン・コンラッド氏とハンナ・スクヴァルラ氏に設立されたザ・リトル・マーケットは、綺麗なフェアトレード商品に溢れており、買ったら作り手も受け手も喜ぶギフトが揃えてあります。
- Tamara Mellon: ロサンゼルスの次世代のフットウェアを提供するブランド。タマラ・メロン氏は女性のニーズを深く理解し、イタリアの家族経営の工場で作られ、職人技を尊重した高級な靴を提供しています。