夏が終わる前にLAでやっておきたいことリスト!
ロサンゼルスといえば、年間を通して暖かく、「エンドレスサマー」(終わらない夏の街)というイメージを抱く方も多いのではないでしょうか?そんなLAでも、レイバー・デーが近づくに連れて、この街で人気のある夏のアクティビティが少しずつ終盤を迎え始めています。コンサートから博物館、野外活動まで、今回は、LAで夏の最後の数週間を最大限に楽しむためのアクティビティをご紹介します!
終了間近のアート展をチェック!
「Soul of a Nation」-The Broad(2019年9月1日まで)
The Broad にて、9月1日までの期間、Soul of a Nation:Art in the Age of Black Power 1963-1983 が開催されています。今回の展示では、1963年から20年以上にわたり、公民権運動の最盛期の頃にアフリカ系アメリカ人アーティストによって製作された作品が展示されます。当時、黒人アーティストであるということがどういう意味をなしていたのかという点についての意見の相違を明らかにしています。展示される作品は抽象的でありながら比喩的で、コラージュ、アサンブラージュ、写真、絵画、彫刻、パフォーマンスにまで及びます。
「Fearless Fashion: Rudi Gernreich」- Skirball Cultural Center(2019年9月1日まで)
ロサンゼルスのファッションデザイナー、Rudi Gernreich(1922–1985)は、トップレスの水着、トングスタイル、ユニセックス・ファッション、女性用のパンツスーツといった独創的な服をデザインし、世界中から高く評価されました。彼のダイナミックなファッションは、現在でも、多くの人々の間で共感を呼んでいます。9月1日まで、Skirball Cultural Center にて開催中の Fearless Fashion:Rudi Gernreich は、当時の厳しい社会からの期待を見事に覆し、服を通して人々を解放したプログレッシブなファッションのスタイルをご覧頂く事ができます。Fearless Fashion:Rudi Gernreich は、女性、マイノリティ、LGBTQコミュニティの社会進出を支持し、デザイナー自身がファッションを通して文化的多様性と社会的受容性を受け入れていたことを認めています。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでジュラシック・ワールドを体験!
7月にユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにオープンしたばかりのジュラシック・ワールド・ザ・ライドは、これまでに経験したことのないスリリングな冒険を提供します。乗客たちは25人乗りのボートに乗って、恐ろしいモササウルスや、パラサウロロフスやステゴサウルスなどなどのいる草食動物の谷へと、数々の恐竜に出会う旅に出かけます。遺伝子操作されたインドミヌスレックスやおなじみのティラノサウルスの戦いなども見逃せませんよ!
ジュラシック・ワールドで体験できるのは、乗り物そのものだけではありません。ラプターエンカウンターでは、家族全員で、大人気のヴェロキラプトルと触れ合い、セルフィー撮影する事ができます。DinoPlay for Kids では、お子様向けに、化石の発掘、ジャングル・クライマー、ロープ・プランク・ブリッジなどのアクティビティも提供されています。子供達が楽しんでいる間、大人は Isla Nu-Bar に立ち寄って、冷たいお飲み物をお楽しみください。
Hollywood Bowl で野外コンサートとピクニックを楽しむ!
ハリウッド・ボウルは世界有数の屋外文化施設で、アメリカ最大の屋外円形競技場でもあり、あらゆるジャンルの世界的に有名なアーティストを受け入れています。夏の終わりのハイライトには、、John Williams:映画のマエストロ (8月30日-9月1日)、Barry Manilow(9月6〜7日)、 Gladys Knight(9月8日)、Heart + Joan Jett(9月9日)、Ben Harper&Neneh Cherry(9月11日)、Fireworks Finale with Earth, Wind&Fire(9月13-14日); CaféTacvba(9月15日)、および Sound of Music Sing-A-Long(9月21日)の公演が予定されています。また、コンサート前のピクニックは、ショーと同じくらい重要なハリウッド・ボウルを楽しむための大事なイベントですよ!
夏のカクテルを楽しむ
スプリッツとは、イタリアで愛される食前酒です。アルコール度も高くなく、ガスの入ったさっぱりとしており、食欲をそそり、食前の会話を弾ませるにはぴったりのカクテルです。LAのゴージャスなパティオで、スプリッツを飲みながらゆっくりとした時間を過ごすのもオススメですよ。
LAのビーチで自転車に乗る!
LAといえば、美しいビーチ!ロサンゼルスの海岸沿いはアメリカの西端と太平洋と出会う場所で、暖かい砂浜が長く伸びています。ロサンゼルスのビーチを探索する最も楽しい方法の1つは、およそ35キロに及ぶマービン・ブラウン・バイク・トレイルと(別名ザ・ストランド)と呼ばれる自転車コースです。自転車用に舗装されており、パシフィック・パリセーズの近くにあるウィル・ロジャース・ステート・ビーチからスタートし、トーランス・ビーチまで南下します。
星空の下で映画鑑賞を楽しむ
2002年以来、Cinespia は、Hollywood Forever (歴史を彩ったさまざまなスター、そして偉人たちが眠る墓地) で野外映画上映会を開催しています。各上映には、ショー前のDJ、テーマに沿った写真ブース、そして特別ゲストが登場します。今後の上映には、「ハリー・メット・サリーのとき」(9月1日)、「ブレードランナー」(9月7日)、「イヴの総て」(9月14日)、「ムーランルージュ」+花火(9月21日)を予定しています。
Cinespia の他にも、Rooftop Cinema Club、Street Food Cinema、Melrose Rooftop Theatre などの野外映画イベントが秋まで続きます。
LAが舞台となった映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を鑑賞する
1969年という激動の年のロサンゼルスを舞台にした「ワンス・アポン・ア・タイム・オブ・ハリウッド」は、クエンティン・タランティーノ監督9番目の作品で、監督にとって「ロサンゼルスに送ったラブレター」だそうです。タランティーノ監督のお気に入りの映画館であるパシフィック・シネラマ・ドームで70mmの同作品をすでに鑑賞したファンも多いそうですが、彼が所有するリバイバル・ハウス、ニュー・ビバリー・シネマでも35mmで上映されています。こちらでは、同作品を作るにあたって監督が参考にした映画作品などが紹介され、館内では小道具のポスター、ロビー・カードなどが展示されたブースもあります。だそうです。
オスカーを受賞した監督ギレルモ・デル・トロは、「ハリウッドのニュー・ビバリー(映画館)でこの作品を鑑賞するのはとても美しい経験でした。とても美しい作品で切なく感じました。内容も非常に充実していて、事実に基づいた話ではないが、どこか懐かしくなるような、そんな作品です。」と、ツイートしています。
LA最高のプールにダイブしよう!
ご存知の通り、ロサンゼルスには魅力的なビーチやホテルのプールがたくさんありますが、実は観光客もローカルに混ざって楽しめる公共のプールもオススメですよ!
ザ・キュアーのコンサートで最高に楽しむ!
今週の土曜日、8月31日、ザ・キュアーがヘッドライナーおよびキュレーションを務める Pasadena Daydream Festival が Brookside at the Rose Bowl で開催されます。今回のフェスティバルは、Pixies, Deftones, Mogwai, Throwing Muses, The Joy Formidable, Chelsea Wolfe, The Twilight Sad, Emma Ruth Rundle, Kælan Mikla といったアーティスト達が出演する予定です。
2018年にロンドンの BST Hyde Park で40周年を迎えたザ・キュアーは、今回のイベントに自分たちのお気に入りのアーティストを招待しました。ロバート・スミスは、「ハイドパークは素晴らしい経験でした。あの日は魔法がかかったような1日で、今回も同じように最高のフェスティバルを企画しました。」と、述べています。
チケットは現在、Pasadena Daydream Festival のWebサイト上で販売されており、一般入場料は149ドルです。VIPチケットは299ドルで、VIP入場、メインステージに隣接するVIPエリアへのアクセス、エアコン付きのトイレ、フード&ドリンク、記念ポスターが含まれています。