ロサンゼルス国際空港最新情報

大規模なLAX近代化プロジェクトを探る!

Aerial view of Automated People Mover (APM) at LAX | Rendering courtesy of LAWA

現在、ロサンゼルス国際空港 (LAX) では、Los Angeles World Airports (LAWA) 主導の下、数十億ドル規模の大規模な近代化プロジェクトが 進められています。プロジェクトは2023年に完了する予定です。今回のLAXの近代化プロジェクトは、ロサンゼルス市史上最大の公共事業計画だと言われています。2009年に始動して以来、このプロジェクトを通して年間で12万1000人以上の建設事業関連の雇用が創出されることが期待されています。では、このプロジェクトは、ロサンゼルスを訪れる観光客にとってどのような意味を持つのでしょう。

2023年発車!

55億ドルの予算が投じられた Landside Access Modernization Program (LAMP) は、LAXまでのアクセスが、利用者にとってより便利で安心、かつファーストクラス並みに快適になることを目的として導入されたプロジェクトです。自動ピープルムーバー(オートウォーク)や、複合輸送施設、連結したレンタカーセンターの設置、中央ターミナルエリアの改善、鉄道各駅への空港からの連結などが予定されています。このプロジェクトによって、これまで問題視し続けられてきた交通渋滞を緩和し、LAXは世界クラスの空港に生まれ変わる事でしょう。プロジェクトについての詳細は、こちら

2020年:世界へのゲートウェイがオープン

16億ドルの予算が投じられたトム・ブラッドレー国際ターミナルに増設される新たなミッドフィールド・サテライトコンコースには、12のエアクラフトゲートと、Baggage Optimization Project と呼ばれる乗客の荷物の管理を最適化する新たなプロジェクトが進められています。2020年に開設する予定。詳しくはこちらから。

Urth Caffe Lax

LAXの新着情報:完成プロジェクト

2018年11月に情報公開され、サウスウェスト航空による第1ターミナルのレノベーションには、5億1670万ドルの予算が投じられ、新たなチェックインエーリアとセルフサービスキオスク、最先端技術を導入した連結型のセキュリティーチェックポイント、そして新たなショップとレストランが開設されました。22店舗に及ぶ新たな施設で、そのうちLAXで初めて開設するのが13のブランドがあり、空港施設で初めて開店するブランドを8つ含めています。新しいフードコート内には、Cassell’s Hamburgers、 Trejo's Tacos、 Urth Caffe などが入る予定です。ロサンゼルス国際空港のダイニングシーンを大特集!(パート1) (パート2) (パート3)

また、ターミナル1には「LA Original」も常設しており、ロサンゼルス各地でデザイン・製造されたオリジナルグッズとLAブランドの商品を販売しており、その売上がローカルのクリエイティブ経営者のサポートプログラムに投資されます。

LAX United Terminals 7 and 8

より多くのテクノロジーとラグジュアリーが宿るターミナル7&8

ユナイテッド航空及びユナイテッド・エクスプレスが発着するターミナル7とターミナル8には、LAXを訪れる方々に素晴らしい体験を提供するべく、5億7300万ドルの予算が投じられて大改装が行われました。より拡張されたチケット・ロビー、改善されたセキュリティー・チェックポイントに加え、座り心地抜群の椅子と、豊富な電子機器の充電スペースが新設され、豪華なユナイテッド・クラブ・ラウンジがターミナル7でオープンしました。

また、ターミナル8では、新たな授乳室やお手洗い、ペットエーリアまたは改善されたカスタマーサービス・センターが新設されています。

セキュリティの向上

インラインでの手荷物処理及びスクリーニング・システム・プログラムは、LAXの全てのターミナルにおいての預け入れ荷物のセキュリティ・スクリーニングを改善し、自動化することにより、LAXを利用しての旅行がより安全に、スムーズに行われるようになります。9のターミナル全てをカバーする総費用は、6億1300万ドルと見積もられていますが、輸送安全管理局から合計4億6000万ドルの返金が見込まれています。こちらのプロジェクトは、2018年にターミナル1の改装が終了した時点で完了となります。

Property of Discover Los Angeles
LED light poles at New TBIT | Photo courtesy of AECOM

LAXに光を灯す

2017年に完了した1億1800万ドルの Curbside Appeal and Roadway Improvement Project では、LEDのストリート・ライティング、道路標識、ターミナル4の屋外エリアへの天蓋設置などにより、LAXの外観が劇的にアップグレードしました。交通安全の面からの道路設備、ターミナルの出発ロビーの改修、World Way South と Center Way をつなぐ道路の整備などの工事が行われました。

Guideway-Dusk

滑走路の改善

アメリカでは、滑走路の安全性を確保する工事を行う事がアメリカ議会によって義務付けられました。LAXでは、対象となる4レーンの滑走路の工事が2017年8月に完了しました。安全性の向上により、より近代的な旅客機が確実にFAAガイドラインに沿って着陸できるようになります。

Property of Discover Los Angeles
Courtesy of LAX

LAX内移動手段の改良

新設されたエスカレーター、エレベーター、歩道は、省エネかつサステナブルな技術を使用することにより、安全かつ効率的な方法で、ゲートと荷物預かり所への移動のスピードアップを実現しています。2016年に完成した2億7000万ドルが投じられたプロジェクトにより、空港全体の212の旧式のシステムが新しいユニットに置き換えられ、改装を遂げました。

Tom Bradley国際ターミナルでオープンしたXpresSpa

新トム・ブラッドレー国際ターミナル

今回の近代化プロジェクトの中心となる新トム・ブラッドレー国際ターミナル (TBIT) には、新しい航空機ゲートと、コンコースエリア、高級感溢れるダイニング・オプションを取り揃えた Great Hall やショッピングエリアなどがあります。2013年9月にオープンした最先端のターミナルです。

 

LAX | Photo courtesy of Mike Kelley

LAX | Photo courtesy of Mike Kelley

2028年まで続く、LAX近代化プロジェクト、これからも見逃せません。今後も引き続き、新しく生まれ変わろうとしているロサンゼルス国際空港にご注目ください!