ロサンゼルスの姉妹都市をご紹介！（後編）

 今年アニバーサリーイヤーを迎えるロサンゼルス市の姉妹都市をご紹介する今回の特集、後半も素敵な街が登場しますのでお楽しみに！読んだらきっと訪れてみたくなるはずです！

トロント、モントリオールについで3番目に大きいカナダの都市バンクーバーは、世界で最も住みやすい都市の一つとしても知られています。ビーチや公園が多数あり、まるで絵画のような美しい景色に囲まれた自然豊かな都市です。新しい事へ挑戦する改革性、持続性と同時に、異なった人種、考え方を積極的に受け入れる寛容な部分も持ち合わせるコミュニティーで、北アメリカではニューヨークについで２番目に大きい港町として有名です。世界各国のクルーズ船や豪華客船が頻繁に立ち寄る港でもあります。ロサンゼルスとならんで北アメリカ最大の映画産業都市でもあります。ロサンゼルスとの姉妹都市関係は今年で30周年をむかえます。

レバノン最大の都市ベイルートは、レバノンの首都であり、ベイルート県の県都でもあります。地中海に面している事もありレバノン最大のシーポート、港としても有名です。多くの犠牲を出した内戦終結後、レバノンの人々はベイルートを再建し歴史的建築物やパブ、ナイトライフが盛んな地域の復興などにつとめてきました。その結果、最近では観光都市として注目も集まりつつあります。お互いの文化、経済においての交流、友好関係を築く上での架け橋になれば、という思いで結ばれたロサンゼルス市との姉妹都市関係は今年で10周年を迎えます。

リトアニアのほぼ中央に位置するカウナスはリトアニア第2の都市でソビエト連邦併合以前のリトアニアの首都です。ネムナス川とニャリス川の合流点にある市の中心部は歴史的な街並みで有名。人口は40万人強であるといわれています。カウナスには9つの大学があり国を代表するユニバーシティーセンターです。美術館や研究室、教育機関も多く文化的に非常に豊かな街といえるでしょう。ロサンゼルス市との姉妹提携は今年で25周年を迎えます。

都市の起原が8世紀にまでさかのぼるといわれるエレバンはアルメニア共和国の首都であり、現存する世界最古の都市の一つといわれています。また創世記に語られている「エデンの園」が存在していたという伝承のある地でもあるのです。1991年9月21日ソ連崩壊に伴ってアルメニア共和国が独立を宣言した後も新生アルメニア共和国の首都であり続けています。街の中心地にはエレバンState University、アルメニアン・アカデミーオブサイエンス、ヒストリカル・ミュージアム、オペラハウス、音楽大学などがあり、コーカサス地方において最大の発展都市として知られています。ロサンゼルスとの姉妹都市関係は今年で10周年を迎えます。

今回はアニバーサリーを迎えたロサンゼルスの姉妹都市をご紹介してきましたが、いかがでしたか？日本ではあまりなじみのない国も出てきたので勉強になったという方も多いのではないでしょうか？これを機に、それぞれの都市について調べてみるのも楽しいかもしれませんね！