セレクトショップ「Lost & Found」に足を運んでみよう！

今回は元スーパースターのスタイリストやデザイナーとして活躍したオーナーが経営するセレクトショップ「Lost and Found」を特集します。お目が高い旅行者などをも満足させるおしゃれな商品が並びます。お楽しみに！

Jamie Rosenthalが経営するセレクトショップ「Lost and Found」には、ウールで手編みされた上質な商品や、かわいらしいバレーシューズなど、お目の高い旅行客をも満足させるおしゃれな商品がならびます。シルクのパジャマパンツにクタッとしたジーンズ、サンハットに職人技の光るレザーウォレット、そして知る人ぞ知るアーティスト、Sage Vaughnのペインティングまで販売しているのです。オーナーのRosenthalさんは、以前はスーパースターのスタイリスト、そしてデザイナーとして活動していました。その経歴を生かし、彼女が良いと思ったスタイリッシュな商品（アパレル、アクセサリー、インテリア）のみが、店内にならんでいます。

オーナーのRosenthalさんはこう話します。「私はバイヤーになる前、ドキュメンタリーの映像制作を学びました。ですので、すべての物事に対して、ドキュメンタリーの映像制作に用いられるような、『社会的なレンズ』を通してアプローチする、というのが当たり前になっています。私は、文化的な要素の感じ取れる商品や、世界各国の職人技の光る商品などにひかれます。それは、手にした人がどこかで「つながっている感覚」を感じ取ることができるのではないかという希望があるからです。大量生産された商品からはそのようなつながりを感じ取ることは難しいと言えるでしょう。私はトレンドには興味がありません。私のお店に並ぶのは、私自身が世界各地をまわって集めた品々で、流行にとらわれず、オリジナリティーがあり、ファッショナブルな商品たちです。」

Lost and Foundのハリウッド支店は、2015年の「Architectual Digest」で、「L.A.でおとずれるべき8つの場所」という特集で、そのうちの１つに選ばれました。店舗にはwomen、men、kids、arts、gifts、homeの6つに分かれたストアがあり、ほぼワンブロック全体がお店となっています。美しくディスプレイされたハンドメイドラグやセラミック、ライティングはオーガニックなアート作品をみているようで、まるで美術館にいるような気持ちなります。ぜひこの機会にキッチンやリビングルームにピッタリのおしゃれなアイテムをゲットしてみてください。

Main StreetにあるLost and Foundのサンタモニカ支店（2ストア）はビーチ近くにあり、インテリアや家具、家庭用品などの商品をメインに取り扱っています。Rosenthalさんはこういいます。

「ロサンゼルスでは本当にさまざまなユニークな文化と巡り会うことができます。コヨーテのいる山や渓谷に囲まれたこの地には、地元ならではの素晴らしい魅力的な品々がたくさんあるのです。ロサンゼルスは都会と田舎（農村）が共存した場所であるとも思います。サンタモニカ支店では、現代を忘れ、一昔前の（オールドファッションな）ビーチタウンにいるような気分になると思いますよ。」

Lost and Foundで一時間買い物するだけで、ちょっとしたバケーションにいった様な気持ちになれる。そう語るジャーナリストもいるほど、Lost and Found は魅力に満ちています。Rosenthalさんはこう続けます。

「私にとってLost and Foundは、一人一人がコネクトし合えるコミュニティーの集合場所といえます。ただ買い物するだけではなく、それぞれが各々のストーリーやアイディアを共有し合える、そんな空間を目指しているんです。ロサンゼルスで小さなビジネスを成功させるには、まず地元で受け入れられることです。そして自分と同じような考えの人と一緒に、自身のコミュニティーを築いていくことが大切だと思います。「口コミ」ほど、効果的な宣伝はないのですから。」

おしゃれな雑貨、洋服にアクセサリーがならぶLost and Found。Rosenthalさんのこだわりの商品と空間を、ぜひこの機会に実際に見に行ってみてください！