カルフォルニア・サイエンス・センターで開催中の”The Science Behind Pixar”を見に行こう!
Pixer映画といえば、2つの特徴で知られています。まず1つ目は最高の作品を提供し続けているということ、そして2つ目は観客を感動させ号泣させることです。現在、California Science Centerでは「The Science Behind Pixar」が開催されています。40点以上という展示品エレメンツを通し、ピクサーの歴史ともに作品の作り方(モデリング、リギング、アニメーション、ライティングなど細部にわたるまで)を詳しく学ぶことができます。
今回は大注目の「The Science Behind Pixar」を徹底解説致します!
「『The Science Behind Pixar』は訪れた人がピクサー・チームの一員になったような感覚で、アート、サイエンス、そうしてアニメーションを同時に学ぶことのできる参加型の展示会です。」そう語るのは、カルフォルニア・サイエンス・センターのプレジデントでCEOのJeffrey N. Rudolph氏です。
「アートにサイエンスやテクノロジー、エンジニアリング、数学が加わることで、1つのアニメーション作品が誕生しますが、そういったこまかい過程を見れるということはとても貴重です。見学することによりアニメーション作品をより身近に現実的に見ることができるのです。」
今回のエキシビションの最大の特徴は、ビジターがライティングやシェイピング、アニメーションの融合といった技術的作業を実際に体験できることです。自分が大好きなキャラクターたちがどのようにして作られているかを知ることで作品に対してさらなる親近感もわきますし、こまかい作業を体験することで、作品作りの大変さを味わうこともできます。キッズには特に評判でみんな目を輝かせながら参加していますよ!
エキシビションにはピクサーの社員が常駐しています。あるセクションでは、短いビデオを使って作業内容をこまかく説明してくれる場面もあります。中には内容に感銘をうけ、「将来はアニメーターになりたい!」なんて言い始める子どももいるそうです。重要なポイントとして今回のエキシビションは、サイエンスにテクノロジー、幾何学に物理学といった深い関係性を保っているということです。展示会に参加したあと、お子さまが算数の勉強や宿題にまじめに取り組む様になったら、それは「The Science Behind Pixar」の影響と言えそうですね!
また今回のエキシビションでは、バズ・ライトイヤーやドリー、マイクにサリー、WALL•Eといった愛すべきキャラクターたちの実物大スタチューの展示もあり、SNSなどに投稿する人が絶えないようです。
「The Science Behind Pixar」のチケットは大人が$14.95、学生が$11.95、子供が$9.95となっていて同チケットでSpace Shuttle Endeavourの展示、そしてサイエンスセンターの通常展示室にも入場することができます。また、サイエンスがテーマのIMAXフィルム(現在はJourney to Space, A Beautiful Planet, National Parks Adventure, すべて3Dを公開中)を見ることもできるので、かなりお得なチケットだといえるでしょう。
「The Science Behind Pixar」のチケットは限られた日時のみの使用となっているので、よくお確かめのうえ足をお運びください。入場は午前10時からで、最終入場が午後3時半までとなっています。「The Science Behind Pixar」は、California Science Centerで2017年の4月9日まで開催しています。