オープンから半年で来場者数40万人を記録したThe Broadを徹底解説!(パート2)

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2015年9月にオープンし、オープンからわずか半年で40万人以上の来場者を集めたThe Broad。L.Aで今もっとも注目を集めるスポットの一つとして話題を集めています。2回目となる今回はオープン半年間の詳しい来場者データとともに美術館の魅力をご紹介致しますのでお楽しみに!

 

Morey Groupによる2015年のNational Art Museum Benchmark reportによれば、The Broadはアメリカ国内のどの美術館よりも幅広い層の来場者が訪れているといいます。民族性においてThe Broadでは来場者の64%が白人ではないという結果でしたが、国立美術館の平均ではわずか23%でした。来場者数の平均年齢においてはThe Broadが32歳、他国立美術館の平均は45.8歳という結果でした。

この他にもリサーチで分かったことが多数あります。

  • The Broadの来場者の一家庭の平均年収は$65,365だったのに対し、他の国立美術館の来場者の平均年収は$83,967でした。また、The Broadの来場者の17%は年収が$20,000以下だったことも分かっています。

  • The Broadを訪れている10人中6人はロサンゼルス郡からで、10%がそれ以外(米国内)の地から、さらに10%が海外からの来場者という結果が分かりました。

  • 来場者の3分の1の人が、4人もしくはそれ以上の人数で来場していました。そのうち14%は子供連れでした。

  • 約20%の来場者が、徒歩、バイク、タクシー、公共の交通機関などを使用して美術館を訪れていたことが分かっています。

更に詳しい情報を知りたい方はオンラインで詳しく調べることができます。

Property of Discover Los Angeles

 

創設者のEli Broadさんはこのように話しています。「The Broadが幅広い層、そして若い層の来場者たちを集めているというのは本当に嬉しいことです。コンテンポラリーアート(現代アート)は私たちの生きている『現代・時代』を象徴するものなので、幅広い若い層の方がThe Broad に惹かれる現象は十分に理解できます。私たちはみなさんに芸術に触れる機会をもっていただきたいのです。すでにあるコレクションの他に、ダイナミックな展示会を積極的に開催することで、多くの人に何度も訪れて頂けるような美術館を目指したいと思っています。」

Property of Discover Los Angeles

 

The Broadのオープンにあたり2016年5月1日まで展示されている特設コレクションには日本人アーティスト草間弥生さんや、村上隆さんの作品も含まれています。その他にアンディー・ウォーホール、ロイ・リキテンスタイン、ジェフ・クーンズ、カーラ・ウォーカー、ダミエン・ハースト、ジャン・ミシェル・バスキアの作品が展示されています。

2016年5月3日から6月10日まではCindy Sherman:Imitation of Life の展示準備に向け、一階のギャラリーはクローズドとなります。ただし草間弥生さんのInfinity Mirrored Roomのみ、Cindy Shermanさんの展示会の間も含め引き続き展示されます。